【大学野球】北海学園大が44年ぶり春連覇 リーグ史上初の3校による優勝決定戦制し2年連続全日本切符獲得

スポーツ報知
胴上げされる北海学園大・島崎圭介監督(カメラ・島山 知房)

◆札幌六大学野球春季リーグ戦優勝決定戦 北海学園大16―12星槎道都大(25日、野幌硬式野球場)

 リーグ史上初の3校による優勝決定戦が行われた。1戦目に3―2で札幌大を下した北海学園大が2戦目の星槎道都大戦も16―12で制し、2季ぶり12度目(リーグ移行後)の優勝を果たした。春の連覇は、リーグ再編前の1982年以来44年ぶり。8強入りした昨年に続き2年連続22度目の出場となる全日本大学野球選手権(6月8~14日、神宮・東京D=報知新聞社後援)では、8日の1回戦(東京D)で関西学生野球連盟代表の関大と対戦する。

 全国に王手をかけて迎えた2戦目。優勝のためには連勝が必須の中、大逆転勝利で頂点に立った。4点リードの9回2死一塁。27個目のアウトを奪い3時間27分の激闘を制すと、北海学園大ナインはマウンド上で喜びを爆発させた。

 札幌大に王手を懸けられ、崖っぷちの状況で迎えたリーグ最終戦から3連勝。逆転優勝を果たし、島崎圭介監督は「なかなかこんな試合は経験できない。あんなに点数取られてから気持ちを切らさずに最後まで頑張ったのは本当に褒めたい」と目を細めた。

 星槎道都大戦は、両チーム合わせて24安打31四死球の乱打戦となった。4回表を終えて2―10となり、コールド負けの危機も迫る中、決勝打を放った鈴木恋斗捕手(4年=旭川実)は「ここまできたらやるしかない。あきらめる選択肢はなかった」。4回裏に3点を返すと、5回に一挙6得点で逆転。その後も得点を積み重ねて突き放した。

 昨年は、広島4位の工藤泰己、オリックス5位の高谷舟の両投手に日本ハム育成1位の常谷拓輝内野手らを擁して全国8強入り。今年は昨年のようなドラフト指名を確実視される選手が不在の中、総力戦で頂点に上り詰めた。2年連続で臨む大舞台に向け、島崎監督は「(相手が)素晴らしいピッチャーのようなので、よく研究して試合に入りたい」。鈴木も「去年は試合に出たくても出られない悔しい全国だった。今年は全力で楽しんで、1個ずつ勝っていきたい」と腕をまくっていた。

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