2アウト後に見せた”経験値”の差 井端監督もうなった巨人・大勢の「余裕」
スポーツ報知
◆練習試合 侍ジャパン14―11広島(10日・サンマリンスタジアム)
大勢が力のある直球でねじ伏せた。2回に名前がアナウンスされた。普段は8回が持ち場だけに、ファンからは盛大な拍手が送られた。2番手として先頭・渡辺を初球154キロで中飛に打ち取ると、続く林はこの日最速155キロで左飛。二俣はフルカウントから外角いっぱいに151キロをねじ込み、わずか11球で3者凡退、3分ほどで締めた。圧巻の内容を見せ「(MLB球を)扱えるか不安が結構あったけど、思ったよりよかったし、安心した。3人で抑えられてよかった」と一息ついた。
MLB審判員が派遣され、球審をブロック・バーローさん、二塁塁審を史上初の女性審判となったジェン・パウォルさんが務めた。WBC本大会に限りなく近い状態で行われ、ピッチクロックも導入。実戦では初体験となり「意識しすぎて、投げ急いでる感じがした。終わってみたら7秒くらい残っていたので、もう少し時間は使えた感じでした」と今後の課題に挙げた。
井端監督は、本大会で中日・松山との「ダブルクローザー構想」を明かしている。指揮官は「ポンポンとアウトを取ってから、いろいろ試していた。(前回大会の)経験者なので余裕を感じた」と、松山、隅田と失点した投手もいた中での好投にうなった。次戦は15、16日の韓国戦。「最後のアピールチャンスになる。しっかりと求められているような結果を出し、選んでいただけるように。存在感を出していけたら」と闘志。23年の世界一奪還を頼もしく支えた救援右腕は健在だ。(竹内 夏紀)