【ソフトバンク】近藤健介が来年3月のWBC出場を熱望「大谷ともまたプレーできる可能性がある」

スポーツ報知
ユニホームを着て、ポーズを決める近藤健介(カメラ・義村 治子)

 日本ハムから海外FA権を行使し、ソフトバンクに加入した近藤健介外野手が14日、福岡市内のホテルで入団会見に臨んだ。出来高を含め、移籍選手では史上最長となる7年総額50億円以上の超大型契約で、背番号3に決定。球団カラーでもある黄色のネクタイを締めて登場した。

 かねて獲得を熱望していた藤本監督は「1~5番は全部打てる。(打線に)ピースとして100%ハマるんで」と期待しており、1番起用の構想も持っている。だが、近藤は「正直なところ、食事させてもらったときに『1番苦手です』ということはお伝えしたんですけど」と苦笑い。それでも「任されるのであれば持ち味を出していきたいなと思います。選球眼だったり、出塁率というところを多く求められての1番だと思うので、まずはしっかり塁に出て次の打者に回す、そこをより明確にやることが大事じゃないかと思います」と力を込めた。

 来年3月には第5回WBCが開催される。昨夏の東京五輪で日本代表の金メダル獲得に貢献した近藤は「プレミア12もそうですし、五輪もそうですし、出させていただいて本当に学ぶことも多かったですし、また、個人的にはなりますけど、(日本ハムで同僚だった)大谷ともまたプレーできる可能性があるというのは本当にうれしく思うので、ぜひ出たいなと。また、栗山監督を世界一の人にしてあげたいなと思っています」と出場を熱望した。

 ◆近藤 健介(こんどう・けんすけ)1993年8月9日、千葉市生まれ。29歳。横浜高では1年夏からベンチ入り。3年春夏に甲子園出場。11年ドラフト4位で捕手として日本ハム入団。19年から外野手登録。19、20年に最高出塁率。ベストナイン3度。通算1014試合に出場し、打率3割7厘、52本塁打、446打点、出塁率4割1分3厘。171センチ、86キロ。右投左打。今季年俸2億5500万円。既婚。

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