上野動物園のパンダ・シンシンに強い発情の兆候 リーリーと同居する準備始める

スポーツ報知
メスのジャイアントパンダ・シンシン

 東京・上野動物園(台東区)は4日、メスのジャイアントパンダ、シンシンに発情の兆候があり、オスのリーリーと同居する準備を始めたと明らかにした。両パンダはシャンシャンの母と父にあたる。

 ジャイアントパンダの繁殖期は一般的には年1回、おおむね2月から5月にやってくるというが、上野動物園の担当者によると「(シンシンの)同居にいたるほどの強い発情は(2017年に)シャンシャンが生まれて以降初めてだ」という。

 上野動物園のホームページによるとシンシンは、2月23日ごろから尿中ホルモン値の変化があらわれはじめ、同24日ごろからマーキングの回数が増え、同26日夜間から、体の一部を冷やすようすが見られ始めたという。それらの行動を総合的に判断して発情のピークが近づいているとの判断にいたった。

 ジャイアントパンダの繁殖のタイミングについて担当者は「メスが鍵を握っているんですね。メスが受け入れOKってならないとオスは近づきもしないんです」と話す。

 ジャイアントパンダが何歳まで子どもを産むことができるかは個体差があるが、現在15歳のシンシンとリーリーは「一番油ののっている時期ですのでまだまだ繁殖が終わってしまう年齢ではないとは思っています」という。

 上野動物園は新型コロナ感染拡大の影響で今月7日まで臨時休園しているが、今後については「再開園後も発情の状況が続いているようならば公開を中止させていただいて繁殖に専念させたいと考えております」。園としてもシンシンとリーリーに負担がかからないよう繁殖を目指す姿勢を示した。

 新型コロナの影響で延長されたシャンシャンの返還が5月に迫っているが、もしシャンシャンの兄弟が今後生まれたとしてもいつかは中国に帰ることになる。「中国に帰ってお婿さんやお嫁さんをむかえて新たな血を残してもらうというのが中国との約束になっておりますので」。なお、リーリーとシンシンの返還期限は2026年までとなっている。

求人情報

社会

×