【オリックス】“西本氏の50”生誕100周年で全員着用…来年4・25阪急初優勝のユニホーム再現

阪急監督時代の西本幸雄氏
阪急監督時代の西本幸雄氏
メモリアルゲームで、オリックスの選手たちが着用するユニホームを発表する山田久志OB会長(右)
メモリアルゲームで、オリックスの選手たちが着用するユニホームを発表する山田久志OB会長(右)

 オリックスは7日、前身球団の阪急、近鉄などを率いて8度のパ・リーグ制覇を成し遂げた西本幸雄元監督(2011年死去)の功績をたたえ、生誕100周年にあたる来年4月25日の西武戦(京セラD)でメモリアルゲームを開催すると発表した。1967年の阪急初優勝時のユニホームを再現し、監督、コーチ、全選手が当時の西本さんの背番号「50」をつける。

 初優勝の栄光に彩られた縦じまユニホームが令和の京セラDによみがえる。西本さんは1967年からの3連覇を含めて阪急で5度、近鉄で2度(ほか大毎で1度)のリーグ優勝。一度も日本一に届かず「悲運の名将」と呼ばれたが、阪急ではのちの日本シリーズ3連覇(75~77年)の礎を築き、近鉄でも79年の日本シリーズ(3勝4敗で広島に敗退)で「江夏の21球」と呼ばれる名勝負を演じた。

 この日、兵庫県内で開かれた阪急OB会では、OB会長の山田久志氏(71)が昨年から計画を温めていたと説明。「(西本氏と同じ1920年生まれの)巨人の川上(哲治)さんの100周年を大々的にやると聞いて。ライバル意識に燃えていた人で、負けるわけにはいかない」と実現の喜びに浸り、「西本さんをしのぶ日にして、京セラを満員にしたい」と呼びかけた。

 山田氏は「(阪急)ブレーブスの土台以上、骨格をつくった方。日本一になれなかったけど、選手を育てる優れた人でした」と恩師に深く感謝する一方、今季最下位の現チームにも「日本代表が3人もいて、強くなる前兆がある。ここ数年見えなかったものが見えてきています」と期待をかけた。1996年を最後に、12球団で最も長く優勝から遠ざかるオリックス。レジェンドのメモリアルイベントを、再興のきっかけにしたいところだ。(宮崎 尚行)

 ◆1967年の阪急 西本監督の就任5年目。打撃陣は30本塁打のスペンサーに加えて、入団2年目の長池が27本と頭角を現し、加入4年目のウインディも初の20本超えとなる25本でリーグ1位の143本塁打&518得点を挙げた。投手陣では20勝の足立、18勝の米田に、前年2勝の梶本が5年ぶりの2桁となる15勝と復活。75勝55敗4分で2位に9ゲーム差をつけて初優勝した。最優秀防御率でMVPも受賞した足立を始め、長池、森本の3人がベストナイン。日本シリーズは川上監督率いる巨人に2勝4敗で敗れた。

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