【大学野球】立大が13得点で東大に先勝 リーグ戦初スタメンの伊与田恭佑が初本塁打となる満塁弾「言葉が出てこなかった…」
◆東京六大学野球春季リーグ戦第7週第1日▽立大13―0東大(23日・神宮)
立大が12安打13得点の猛攻で東大に先勝した。打線は2回、1死満塁からこの日がリーグ戦初スタメンの2番・伊与田恭佑外野手(2年=東北)がリーグ戦初安打となる左越えの満塁弾を放ち、5点を先制した。六大学で初安打が満塁弾は、22年秋に法大・山根滉太が立大1回戦(9月17日)で放って以来の一発となった。6回には4番・丸山一喜内野手(4年=大阪桐蔭)が中堅への3ランを放つなど、攻撃の手を緩めることなく打ち続けた。投げては先発の田中優飛(3年=仙台育英)が6回2安打無失点で今季3勝目を手にした。
待望の一発は満塁の場面で飛び出した。カウント0ー1、伊与田は東大先発・松本慎之介(3年=国学院久我山)の投じたチェンジアップに体勢を崩されながらも食らいつくと、打球は一直線に伸びて左翼フェンスを越えた。初スタメンで記念すべき一発を放ったことに「(スタメンを言われたときは)驚きました。ずっと調子よくなくて悩んでいたので、なんで起用されたのかわかんなかったです。ホームランはとにかくうれしくて、言葉が出てこなかったです」と笑顔で振り返った。7回にも適時二塁打を放ち、この日5打点と起用に応えた。
そんな伊与田だが、立大に進学する時点では野球を続けることを考えておらず、マネジャー志望だった。「(高校3年時の)進路が決まっていない時に、先生から立教の推薦枠をもらった。野球を続けることにしたのは、中学のコーチとか高校の監督に自分が納得できるまで選手をやったほうがいいと勧められたからという感じです」と、六大学野球の舞台に立つまでの経緯を明かした。
チームは9日の早大1回戦から3連勝、2試合連続2ケタ得点と好調だ。4連勝と2つ目の勝ち点奪取に向け、木村泰雄監督(65)は「選手たちが一つになってリーグ戦を戦ってくれている。とにかく明日勝って勝ち点を取って、秋につなげていければと思います」と意気込んだ。