千葉県市川市の市役所にある市長室に約360万円をかけ、ガラス張りの”秘密のシャワー室“が設置されていたことが騒動になっている。市議会は3日、「シャワー室の撤去」を求める決議案を可決したが、同市議会の越川雅史議員は「また一波乱あると思います」とまだ事態の収束には向かわない可能性を示唆した。
発端は2月12日、越川氏のもとに飛び込んできた封書による告発だったという。越川氏は2月26日の市議会定例会で、「村越市長の市長室には市民も知らなければ、ほぼ全ての市議会議員も本市職員も知らない”秘密の設備“が設置されているという情報に接しました。心臓が飛び出すほど私は驚きました」と話した。
市によると、シャワー室は昨年10月に工事を行い設置されたもの。災害発生時などの利用を想定しており、災害本部体制が長期化した時などには市長以外の職員も利用することになるという。
市長室がある新庁舎は昨年8月から使用しており、同時期には議員向けとマスコミ向けに内覧会も開催された。しかし、そのとき公開された市長室にはシャワー室はなかった。越川氏は「当然作る前にもレイアウトは確認していますが、その時にあのシャワーはなかった。(内覧会の)直後に秘密裏に作られた。議会にも市民にも事前事後になんら説明なく作られたというのが一番の問題点です」と訴えた。
同市の村越市長は2019年にも米テスラの高級自動車を公用車に導入すると発表し騒動となっていた。
越川氏は今後は引き続きシャワー室の撤去や撤去にかかった費用相当分について、市長報酬の削減を求めていく方針だという。