育成ドラフト2位で入団した加藤壮太外野手(22)が、2軍で試合に出場しながら感じたことや来季への意気込みなどを語った。(取材・構成=中間 卓也)
加藤壮は支配下登録という目標を掲げ、プロ1年目を迎えた。その中で課題と手応えをつかんだ。自己評価は厳しい。
「プロの世界に入って1年、毎日レベルアップするつもりでやってきて自分自身、スイングに強さだったり打球の強さはついたと思います。課題のスローイングも日に日に良くなってるとは思いますが、試合で発揮する、少ないチャンスをものにする難しさを感じました」
イースタン13試合に出場し、23打数1安打。打点、本塁打はともになし。2軍と3軍を行ったり来たりする中で、改めて自身のアピールポイントと目指すべき選手像を明確にした。
「体の大きさもありながら、スピードもあるのがアピールポイントなので。強い打球で外野の間を抜いて、ツーベース、スリーベース、そしてしっかり打ってホームランというのを選手像として目指しています。目標とするのは阪神の糸井選手。小さい頃から憧れています」
11月の宮崎フェニックス・リーグでは結果にこだわりながらも、自然体で戦う姿勢も意識する。
「結果も意識しながら戦いたいです。あと、少ないチャンスの中で1球を仕留めるようにします。強い打球を打って、結果が出るように気負わずにやりたいです」
来季に向けて、既にオフの過ごし方もしっかりと頭の中にある。
「体がもう一回り大きくなれると思うので、あと技術的な部分を上げたいです。スイングの強さ、パワーやスピードをもっと上げていきたいです。バットを内から出すのを無意識できるように量をこなしたいです」
今季は新型コロナウイルスの感染拡大防止の観点から、外出の機会も少なかったが、寮での時間も有意義なものにしてきた。
「1年間外出できなかったので、寮でできるストレッチやシャドーピッチング、それ以外は映画を見たりしていました」
来季の目標は支配下登録と、1軍舞台での活躍だ。
「まずは2軍でスタメンで出続けて、支配下を勝ち取りたいです。そして、1軍に呼ばれるようになりたいです。ドラフトでまた新しい選手も入ってくるので。競争はどんどん激しくなって、育成という立場は厳しいと思うので、毎日無駄なくレベルアップしていきたいです」
◆加藤 壮太(かとう・そうた)1998年4月15日、愛知・春日井市生まれ。22歳。瀬戸シニアから岐阜・中京高に進み、今井順之助(日本ハム)らと3年夏の甲子園に出場。卒業後、2017年にBC武蔵へ。19年育成ドラフト2位で巨人入団。188センチ、90キロ。右投左打。