【ボーイズリーグ】苫小牧ボーイズが11年ぶりの頂点に王手…旭川大雪は2年ぶり決勝進出

スポーツ報知
適時三塁打を放ちベース上で喜ぶ苫小牧・渡辺

◆第18回スポーツ報知杯北海道大会 第3日▽準決勝 苫小牧ボーイズ6-4札幌北広島ボーイズ(11日、岩見沢市・栗沢球場)

 苫小牧ボーイズが打撃戦を制し、11年ぶりの頂点に王手をかけた。準決勝で札幌北広島ボーイズに6―4で勝利し、6年ぶりに決勝に駒を進めた。旭川大雪ボーイズも昨年大会Vの札幌豊平ボーイズに6―0で快勝し、2年ぶりの決勝進出を決めた。

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 苫小牧が勢いに乗って勝利をつかんだ。同点で迎えた5回2死三塁。1番・渡辺来星(3年)の中越えの適時三塁打で勝ち越すと、6回2死満塁で7番の橋場太一(3年)が左中間を破る適時二塁打を放ち、走者一掃。大量の追加点で勝利の芽を膨らませた。

 今季2度目の先発出場となった橋場は「弾道は低かったけど、打球が強かったので抜けると思った」。伏兵が仕事をやってのけた。

 7回は札幌北広島の猛追に遭って3失点。3番手でマウンドに立った高橋鳳仙主将(3年)は「最後は気持ちで投げた」と最終打者を三ゴロに仕留め、開幕のゼット旗争奪春季道大会準決勝で敗れた相手にリベンジも果たした。高橋輝昭監督(52)は「橋場の一打でチームが盛り上がった。最後もよく乗り切ってくれた」と、終盤を耐えた選手たちの踏ん張りをたたえた。

 “恵み”の雨もあった。10日に予定していた2回戦は、雨天順延で11日にスライドした。そのおかげで修学旅行で東京に行っていた高橋鳳、熊谷琉心(ともに3年)が合流。この日は札幌手稲との2回戦とダブルヘッダーになったものの、万全の布陣を敷けた。

 2番手投手と二塁手を務めた3安打の渡辺は「いい勝ち方で雰囲気もまずまず。この流れで決勝に挑みたい」と、2014年大会以来の優勝へ照準を定めた。

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 旭川大雪が集中打で2年ぶりの優勝へあと一歩と迫った。1、2回に少ない好機を得点につなげると、2点リードの5回。3者連続安打の1死満塁から5番の市川大心(3年)が左前適時打。敵失も重なり、2点を追加し、勝利を引き寄せた。市川は「捕手なので配球を読んで打撃につなげた。監督の指示通り、バットを強く振れた」と納得顔だ。

 決勝の相手、苫小牧とは今季まだ対戦がない。山脇瑛翔主将(3年)は「相手打線は乗せたら止まらない。長打を警戒し、野手はミスなく、投手陣をもり立てたい」と勝利のイメージを描いていた。

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