純烈、3人体制で初ライブ「紅白とか武道館より緊張した」今後のメンバー加入予定はなし
歌謡コーラスグループ「純烈」が11日、千葉・松戸森のホール21で全国ツアーの初日公演を迎えた。3月末をもってメンバーの岩永洋昭が脱退し、この日が3人体制として初となるライブ。昼夜2公演でそれぞれ「純烈魂」など全17曲を歌唱した。
さびしさをにじませながらも再スタートを切った。2007年の結成以降、何度もメンバーの加入や脱退を繰り返してきたが、3人での活動は過去最少。リーダーの酒井一圭は「純烈は6人であり、5人であり、4人である。純烈とは名乗れない」と心境を漏らした。MCでトークを交わしている最中にも「ソワソワするわ」と緊張感も漂わせた。
会場には昼夜2公演合わせて3000人が集まり「ありがたいよ。こんな3人になった純烈の不幸を見てくださってる」とジョーク交じりに感謝。ステージを見回しながら「ペンライトの色を(それぞれのメンバーカラーの)赤か緑か紫にしなあかんやん。岩永さんと小田井(涼平)さんの票が俺(紫)に流れてきた。気分が良かった」とご満悦な表情ものぞかせた。
名物となっている握手コーナーでは、3人が客席に足を運んでファン一人ひとりと握手。一人当たりの分担量が増えたことから「握手のときだけでも6人が良かった」と汗をぬぐった。演出についても様々な変更があったといい「全部岩永が悪い!」と吐き捨てていた。
3人での初ステージを全うし「純烈らしさを忘れずに頑張っていきます。8度目の紅白歌合戦を目指していきます」と宣言。公演の最後には「6人でずっとステージ立ちたかったけど、紅白出たかったけど、人生そうはいきません」と締めくくった。
公演後には報道陣の取材に応じ、酒井は「紅白とか武道館より緊張した」と告白。白川裕二郎は「足震えたりしていた。幕が上がってお客さんの顔を見てホッとした」と明かした。
新体制のコーラス量について酒井は「後上(翔太)の分量が一番多いと思う」と説明。後上は「その分お給料も増えるのかなと期待しています」とニヤリと笑った。
23年1月に加入し、在籍約2年でグループを去った岩永について酒井は「10年くらいここでやってくれると思った」と本音を吐露。「こんな早く辞めると思わなかった。クーリングオフよ」と嘆いた。
今後、新たに人数が増えることがあるのか問われると「純烈は3人で」と即答。取材時には、過去に在籍した4人のメンバーが描かれたTシャツを着用し「戻れるとしたらこの人らだけ」とした。
元メンバーの4人とは今でも交流を持っているといい「死ぬ前に7人全員で日本一周して『ありがとうね』って言って歌いたい」とひそかに抱く夢を告白。いつの日かステージで並ぶ姿を思い描いていた。