叔父は旭道山 父は大相撲行司 波田大和「父の方が緊張している」…5日に東洋太平洋王座の初防衛戦
◆プロボクシング ▽東洋太平洋スーパーフェザー級(58・9キロ以下)タイトルマッチ12回戦 王者・波田大和―同級3位・渡辺卓也(5日、東京・後楽園ホール)
東洋太平洋スーパーフェザー級タイトルマッチの前日計量が4日、都内で行われ、王者・波田大和(帝拳)がリミットより100グラム軽い58・8キロ、同級3位で元WBOアジアパシフィック同級王者の渡辺卓也(DANGAN)は58・9キロでともにクリアした。
波田は昨年6月に坂晃典(仲里)を3回TKOで下して王座奪取し、11月にノンタイトル10回戦で4回TKO勝ち。今回が初防衛戦となる。世界ランキングはWBA9位につけるが「自分で自分のランキングも見ていないぐらい、目の前の渡辺選手とやることだけに集中している。めっちゃ思いっきりやります。(テーマは)倒しにいかないように倒す、みたいな感じです」と脱力をテーマにKO勝利を目指す。
波田の父は、大相撲の行司・木村寿之介。伯父は元小結・旭道山という相撲家系だ。今回の試合は、父が巡業中のため来場ができないという。「多分、自分よりも父の方が緊張しています。電話で『お前ちゃんと飯食ってんのか』とか『お前変なもん食うなよ』とか熱が入っていた。絶対、過保護です」と笑いながらも、勝利の報告を届けて父を安心させることを誓った。
対する渡辺は、通算6度目の東洋太平洋王座挑戦となる。2007年に17歳でプロデビューし、19年目を迎えた36歳は「波田選手はこれまで戦ってきた選手とは違う、人間的、動物的な強さを感じる。勢いにのみ込まれないようにしたい」と悲願の王座奪取へ闘志を燃やした。
戦績は波田が18戦16勝(15KO)2敗、渡辺が56戦41勝(21KO)13敗2分け。
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