日体大の150キロ右腕・篠原颯斗は母校を誇りにプロ目指す「背負いながら野球をやることが、いい経験」

スポーツ報知
チームのエースに成長した日体大・篠原

 アマ球界のドラフト候補を紹介する「ドラフト報知」では、徳島・池田から首都大学リーグの日体大に進みエースに成長した篠原颯斗投手(4年)を取り上げる。

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 22年の矢沢宏太(日本ハム1位)、昨年の寺西成騎(オリックス2位)と、エースのドラフト上位指名が続く日体大には、今年も魅力的な投手がいる。昨秋、6試合4勝0敗、防御率0・40の好成績でリーグ優勝に貢献して最優秀投手に輝いた篠原だ。

 最速150キロ。「垂れずにキャッチャーのミットに入っていくストレートが武器です」と、自身をアピールする。「球持ちがいい。スピードガンの数字より速く見え、空振りが取れる」とスカウトの評価も高い。この冬、球速アップを目指した結果、平均スピードが142~3キロから2~3キロ上がったという。

 出身校は徳島の池田。巨人・水野雄仁編成本部長代理スカウト担当を中心とした“やまびこ打線”で高校野球ファンを魅了した母校に誇りを持っている。「池田高校という名前が常について回る。それを背負いながら野球をやることが、いい経験になっています」

 池田OBのプロ入りは、01年の巨人ドラフト5位・十川雄二を最後に途絶えている。「徳島の野球人口が減っている。自分がプロに行けば、池田の町も活気づくと思う」。やまびこが聞こえる故郷への思いも胸に、篠原は右腕を振る。(浜木 俊介)

 ◆篠原 颯斗(しのはら・はやと)03年11月24日、徳島・美馬市生まれ。21歳。池田では1年秋からベンチ入り。3年夏は県大会準決勝で敗退。日体大では2年春にリーグ戦デビュー。昨秋まで通算16試合7勝0敗。182センチ、90キロ。右投右打。

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