【日本ハム】球際への強さを新庄監督が絶賛 開幕二塁ゲットへ上川畑3安打2打点
◆日本ハム5―2巨人(19日・エスコン)
日本ハムの上川畑大悟内野手(28)は19日、巨人とのオープン戦(エスコン)に「8番・二塁」でスタメン出場。3安打2打点と猛打賞をマークすると、再三の好守を見せ2年ぶりとなる開幕スタメンに大きく前進した。新庄剛志監督(53)も絶賛し、頭を悩ませていた“セカンド問題”に、ようやく結論が出ようとしている。
浮いてきた変化球を、上川畑は一振りで仕留めた。鋭い打球が右中間を深々と破る。1点リードで迎えた3回2死一、二塁から、巨人先発・山崎のフォークをとらえた。リードを広げる2点二塁打に「結果を求めてガムシャラにいきました」。2回に左前打、6回にも中前打を放ち3安打2打点の猛アピール。「個人としては結果を残すことだけだと思っていたので、結果を残すことができて良かった」と、うなずいた。
持ち前の守備力でも好印象を残した。5回2死一塁で丸の一、二塁間への打球に深い位置で追いつくと、一回転して一塁へ送球。難しい体勢からしっかりアウトにするなど、7つのゴロを正確にさばいた。「(守備は)一番の持ち味だと思いますし、そこでの貢献は絶対チームにとって必要。守備でチームを盛り上げられるようにやっていきたい」と胸を張った。
上川畑に加え石井、奈良間、若林ら、決め手に欠ける“セカンド問題”に悩んでいた新庄監督も、大きな手応えをつかんだ。「インパクトに残る打撃内容があまりなかったんですけど、しっかり結果を出してくれた」と絶賛。守備についても「(球際に)強いっすね。球際でもグラブが下から上にいくんで、少しイレギュラーしたとしても反応できる」と手放しでたたえた。
開幕スタメンの座をつかめば「2番・遊撃」で出場した23年の楽天戦(エスコン)以来、2年ぶり。昨季は二塁で球宴に出場した大本命が、存在感を示した。「打たないと試合に出続けられない。今日は良かったと思いますけど、あと3試合ありますので、アピールしていくだけ」と上川畑。上昇気配の水野らと共に、恐怖の下位打線を形成していく。(山口 泰史)