オリオールズ菅野智之「ボールを操れている」メジャー球もゾーンの違いも問題なし…オープン戦4試合で無失点継続

スポーツ報知
OP戦無失点が続く菅野智之(ロイター)

◆オープン戦 オリオールズ10―0ツインズ(14日、米フロリダ州サラソタ=エドスミススタジアム)

 オリオールズの菅野智之投手が14日(日本時間15日)、本拠地フロリダ州サラソタでのオープン戦(対ツインズ)に先発。加入後最長となる3回1/3を投げて、1安打無失点、防御率は0・00を維持した。菅野は4回1死からバスケスに初安打となる右前打を許して、球数が64球に達して降板。後続が抑え、無失点だった。ここまで4試合(3試合先発)で計10回1/3を投げて無失点を続けている。

 この日は今春のオープン戦で最速の94マイル(約151キロ)を計測。4奪三振1四球で、今キャンプ最多64球を投げて、ストライク率は63%だった。空振りを6つ奪い、オープン戦2勝目を挙げた。試合後の主な質疑応答は以下の通り。

 ◆菅野に聞く

 ―登板を重ねて状態はどうか。

 「徐々に良くなっているというか、ボールを操ることが出来てきた気がしている。全体的に悪くなかったです。カーブを多めに使ったんですけど、全体的に80点ぐらい」

 ―前回と同じチームと対戦して、駆け引きはあったか。

「スプリットをマークしているんじゃないか、という打者もいましたし、その中でうまく曲がり球や高めの真っ直ぐを使って、違うコンビネーションで攻めることもできた。そこは収穫かなと思います。試合前のミーティング通りに投げられた。3―2カウントが多かったけど、粘って抑えることができましたし、要所でいいボールを投げた」

 ―もう少し長く投げたかったか。

 「投げたいっていうか。まあ、投げれましたけど。でもチームの方針なので」

 ―ここまで10回1/3を投げて無失点。

 「ピッチャーは、抑えるとやっぱりうれしいし、打たれたら悔しい。それは、本能的にあると思います。(マウンドに)上がった以上はやっぱりゼロで抑えたい。もちろん、(キャンプは)準備期間で、やりたいことをしっかりやれてることも素晴らしいこと。その上に結果がついてくるとうれしい。まあ、どんなことが起きても一年目は勉強だと思ってます」

 ―日米のストライクゾーンの違いは。

 「そんなに大きくは変わらないかな。今日も何球か、ん? というのはありましたけど。その中で気持ち切らさずに3―2からも勝負できましたし、9番打者に3―2から外のツーシームで三振が取れた。その前の外のスライダー。僕的には見逃し三振取れたかなって感じでしたけど、ちょっと目付けが近目にあるのかなってところから、外からのツーシームで見逃し三振を取れたのは、手応えがあった。あそこで、一番やっちゃいけないのはフォアボール。簡単にツーストライク追い込んで、フォアボールとなるとやっぱりチームの士気も下がりますし、そこは今日の試合の中ではターニングポイントになったかなと思います」

 ―3回は多くカーブを投げた。

 「前回も、もうちょっとカーブ使ったら良かったかもって(話していて)それは、次への課題だった。今日も途中でカーブ多めに使っていって空振りも取れましたし、良かったです」

 ―中4日の調整は。

 「僕は中6日がむしろ開きすぎという感覚を持ってたんで。中5日ぐらいが一番回りやすいんじゃないかなと、ずっと思ってて。シーズンに入って球数が増えてきたら、どうなるかわからないですけど、今に関しては全然問題ないです。前々回(登板)も中4日。ちょっとしんどいですって言っても始まらないんで、今、置かれている環境にしっかり順応していくしかない。4日間の中で最善の準備をして、マウンドに上がるっていうことだと考えています」

 ―体調管理で気を付けていることは。

 「(ベテランの)モートンに、どういうことを気にしてるのか、長くやるための秘訣を聞いた時に、これをやろう、しなきゃいけないって決めるより、自分の体に素直に生活するのが大事だよって。決めちゃうと、正直、体がしんどい時に良くない決め事を作るわけ。ある程度は決め事を作るのは大事だけど、これ食べなきゃいけない、睡眠も絶対8時間取らなきゃいけないってやると、どうしてもできない時にしんどくなる。なので、自分の体に正直にやることが大切だよって教えてもらって、確かにそうだなと思った。今日はトレーニングをガッツリやるって決めて、朝(球場に)来たけど、ちょっと体が重たいから、やめとこうとかとか。食事面もそうですね。今日は体が重たかったから、あんまり食べない方がいいなとか、今日はお腹空いてたくさん食べるとか。自分の体に正直に生きてます」

 ―メジャーの配球に新鮮味は。

 「最初は新鮮でしたけど、今はもう全然。9番打者にスリーツーから、多分外のツーシーム(のサインが)出るだろうという予測もできるようになってきました。この回カーブ多めになるだろうなとか、このバッターは前回スプリットを多めに投げたから、曲がり球が多くなるだろうとか、そこらへんは柔軟に対応できていると思います」

 ―開幕まで、心がけることは。

 「健康面ですね。体調も含めて、いい状態なのでしっかり維持すること。球数に関しては問題ないと思いますし、ピッチコムやピッチクロック、イニング間にキャッチボールができないとか、そういう環境にも慣れてきた。あとは今まで通り継続して、いい準備をして、開幕を迎えるだけだと思います」

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