初代中村勘三郎生誕の名古屋・中村区公演に勘九郎「うれしい」 七之助「思い出ある」…18年ぶり

スポーツ報知
「身替座禅」で観客の笑いを誘った中村勘九郎(左)と中村扇雀

 歌舞伎俳優の中村勘九郎(42)、中村七之助(40)が6日、名古屋市の同朋高校体育館で十八世中村勘三郎十三回忌追善「名古屋平成中村座」(18日千秋楽)の初日を迎えた。

 同校がある名古屋市中村区は、初代中村勘三郎生誕の地とされ、同所での公演は2006年以来、18年ぶり。「弁天娘女男白浪(べんてんむすめめおのしらなみ)」では七之助が、女装して呉服店でゆすりを働く弁天小僧菊之助を演じた。20代で初めて演じた頃を思い返し「普段はあまり褒めない父(勘三郎さん)が『ぴったしだよ』と言ってくれて、うれしかった思い出があります」と振り返った。

 「身替座禅(みがわりざぜん)」では、勘九郎が恐妻家でありながら浮気性の山蔭右京を愛嬌(あいきょう)たっぷりに演じた。昼の部終演後のカーテンコールで勘九郎は「父が愛した同朋高校の舞台に立つことができて、うれしいです。2週間、楽しんでください」と呼びかけた。

 会場は体育館を芝居小屋に改装し、1100人を収容。期間中は同校生徒300人がボランティアで観客誘導などを担当し、公演を支える。

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