J2藤枝が5発快勝 西矢健人が先制ミドル、矢村健3戦連発、ルーキー浅倉廉は初得点、新加入・中島大嘉は2ゴール

スポーツ報知
藤枝・西矢(左)が1本目の29分にミドルを決めて先制

▽練習試合=45分×4 藤枝5-1福島(11日、御前崎ネクスタフィールド)

 J2藤枝MYFCは11日、御前崎市内でキャンプ中のJ3福島と練習試合(45分×4本)を行った。J3大阪から昨夏に加入したMF西矢健人(24)が1本目に「藤枝初ゴール」となる先制点を奪うと、FW矢村健(26)が3戦連続となるゴール。大卒ルーキーのMF浅倉廉(22)も初得点を挙げるなど、5―1で快勝した。チームは完全非公開であと1試合を行い、24日のリーグ開幕戦に臨む。

 狙い澄ました左足のミドルで藤枝・西矢が均衡を破った。序盤から福島に攻め込まれる時間帯が続いた1本目。前線からのプレスがはまり出し、迎えた29分のチャンスを、プロ3年目を迎える若きボランチは逃さなかった。「相手に流れが行っていたので、1本打とうと思っていました」

 昨年8月に大阪から期限付き移籍。まずは守備の仕事に徹していたが、完全移籍した今季は「ゴールやアシストにもこだわろう」と攻撃を意識してきた。藤枝のユニホームでの初得点に「うれしいです!」とニッコリ。須藤大輔監督(46)も「パンチ力があるのでドンドン狙ってほしい」と評価した。

 2本目には浅倉も“初ゴール”を決めた。2本目の開始8分、右サイドからのクロスに猛然と走り込み、GKの目の前で足をねじ込んだ。昨年は特別指定選手としてリーグ戦5試合に出場しているものの、得点はなかった。自信になる1発に「ニアサイドに入るのは練習通り。リーグ戦でも取りたい」と目を輝かせた。

 決めるべき男も決めた。矢村が1本目の35分にミドルを突き刺し、これで練習試合3戦連発。同44分にはクロスバーを直撃するシュートも放った。J1新潟から移籍した昨季は38試合で9ゴールを挙げている、エース候補の1番手。「序盤に先制されていたら逆の立場になっていた」と、大勝に浮かれない冷静さも頼もしい。

 ホームで迎える長崎との開幕戦まで、あと2週間。矢村は「まずは来週の練習に100%集中する」と前を見据えた。「スタメンを狙っていきたい」と闘志を燃やした浅倉。西矢も「1万人が入れるスタンドができて初めての試合。出たいです」と力を込めた。2年目のJ2リーグ。藤枝の若武者たちが、自信を深めながらスタートダッシュを狙う。

今季新加入の中島大嘉が2得点「餓死するところでした」

〇…今季新加入のFW中島大嘉(21)が4本目でミドルを決めるなど、2得点と存在感を見せた。2本目の途中から出場。身長188センチの体格を生かして最前線でボールをキープし、オーバーヘッドシュートを放つなど元気いっぱい。4日の長野との練習試合ではゴールがなく「点に飢えていた。餓死するところでした。一命を取り留めました」と笑った。須藤監督も「3、4本目に出た選手が奮起してくれた。レギュラー争いが面白くなってきた」と目を細めていた。

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