「斉藤ブラザーズ」世界タッグ返上…レイが「右肩関節脱臼」欠場、中嶋勝彦の三冠挑戦も消滅「申し訳ないことをした」

スポーツ報知
斉藤ジュン(左)と負傷欠場する斉藤レイ

 全日本プロレスは11日、東京・湯島の事務所で緊急記者会見を開催し世界タッグ王者の斉藤ジュン、斉藤レイの「斉藤ブラザーズ」がレイの負傷で王座を返上することを発表した。

 さらに20日の後楽園大会で開幕する「エキサイトシリーズ」全4戦の欠場も決定。レイは後楽園で中嶋勝彦の三冠ヘビー級王座へ初挑戦が決まっていたが白紙となった。

 斉藤ブラザーズは、9日に後楽園ホールで行われた「プロレス中継 70年史 THE 日テレプロレス」に出場。第1試合でプロレスリング・ノアのサクソン・ハックスリー、ティモシー・サッチャーと対戦しレイがハックスリーに勝利したが右腕を負傷。試合後はコメントもできないほどの痛みを訴え都内の病院へ直行していた。

 昨年10月9日に宮原健斗、青柳優馬を破り世界タッグを初奪取した斉藤ブラザーズは、これまでに4度の防衛に成功。25日の京都大会で宮原、青柳優とのV5戦も決定していたが王座返上で白紙となった。

 無念の欠場にレイは「三冠戦、そして世界タッグ戦を楽しみにしていたお客さん、みなさまに申し訳ないことをしました」と頭を下げ謝罪した。苦渋の表情を浮かべ「本当なら肩がこういった状態でも三冠戦で中嶋勝彦をぶっ倒したかった。世界タッグも本当にやりたかった」と唇をかみしめた。

 今回の右肩負傷を兄のジュンは「もともと右肩を痛めていて古傷」と説明し「そこに付け加えて脱臼したわけだから、そこを考えて欠場することにした。1年、2年を考えたら無理にやらせてもよかったかもしれない。だが、10年、20年、この先のことを考えたら欠場させた方がいいとなった」と明かした。

 そして、レイの欠場により挑戦者が白紙となった中嶋の三冠戦へ「お前の気持ちもファンの気持ちも俺が背負ってやる」と決意し「全日本プロレス、三冠戦、この俺斉藤ブラザーズ兄の斎藤ジュンに挑戦させろ。俺が挑戦表明してやるよ。俺が弟の代わりに中嶋勝彦をきっちりと叩きつぶしてやる」と挑戦を要求した。全日本は、三冠戦、世界タッグ戦を含むエキサイトシリーズの変更カードは後日発表する。

 

 また、レイは、右肩の脱臼は病院で「全治までおよそ3週間」と診断されたことを明かした。ただ、古傷の状態も考え復帰は「すぐ3月から出たいんだけれども肩の状態を見てとなるから、いつになるか分かんねぇな」と慎重な姿勢を見せていた。

 一方でジュンの三冠挑戦表明に「三冠ベルト、こいつに取ってもらいてぇな」と託していた。

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