清宮海斗、安齊勇馬を破り「日テレプロレス」メインを飾る…「夢を追いかけるのがプロレスラー」…2・9後楽園全成績

スポーツ報知
安斉勇馬(左)へドロップキックを突き刺す清宮海斗(カメラ・宮崎 亮太)

◆プロレス「プロレス中継 70年史 THE 日テレプロレス」(9日、後楽園ホール)観衆1625=超満員札止め

 日本テレビは9日、後楽園ホールでプロレス中継70周年を記念したプロレス大会「プロレス中継 70年史 THE 日テレプロレス」を開催した。

 1954年2月19日に蔵前国技館で行われた力道山、木村政彦対シャープ兄弟の一戦を同局が生中継してからスタートしたプロレス中継70周年を記念した今回の大会は、日テレのプロレス中継にゆかりのある全日本プロレス、プロレスリング・ノアからトップ選手が参戦した。さらに、場内スクリーンで歴代の名勝負の数々をアーカイブで振り返るプロレスの「現在・過去・未来」を味わうかつてないハイブリッドなイベントとなった。

 メインイベントでノアの清宮海斗と全日本の安齊勇馬が初の一騎打ち。清宮がドロップキック、エルボーの連打で優位に立てば、安齊も投げっぱなしジャーマン、ドラゴンスープレックスからのジャンピングニーで逆襲。さらにフェイスロックで清宮を追い込んだ。

 清宮はドラゴンスクリューからの低空ドロップキックで右膝へ集中攻撃。足4の字固めで一気にたたみかけた。窮地を脱した安齊もジャンピングニーを連発。清宮は変型シャイニングウイザードからタイガースープレックスでカウント2。最後は18分34秒、シャイニングウイザードで安齊を沈めた。

 勝利した清宮には勝利者賞として昭和40年代の「日本プロレス中継」でスポンサーだった「三菱電気」から最新の掃除機が贈呈された。リング上には立会人を務めた武藤敬司氏、小橋建太氏が登場。マイクを持った小橋氏は「これからの日本のプロレス界を担っていく2人の熱い試合を見られた。いい試合でした」と絶賛。武藤は「面白かったですね。プロレスから元気をもらいました」と評価した。さらに「プロレスは点から線だから次あるんじゃないの。このカード東京ドームでやりゃぁいいんじゃねぇの。71周年」とネクストを期待した。最後は小橋が「来年も日テレプロレス。行くぞぉ!」と叫び、武藤が「イヤァー」で締めるとホールには日本テレビのスポーツテーマが流れ、満員の客席から手拍子が沸き起こった。

 バックステージで清宮は安齊について「間違いなくプロレス界の未来だと間違いなく思います」と評価したが「だけど、もう安齊選手とはちょっといいかなと思ってます。自分はプロレスリング・ノアでやらなくちゃいけないことがありますし、安齊選手も全日本プロレスでまだまだやらなきゃいけないことがあると思います。お互いがその位置まで行った時にいつか交じり合う時が来るんじゃないかなと思ってます」と本音を明かした。

 さらにプロレス中継70年の歴史に「すごいなと思う」とし「だけど自分は、まだ8年目で自分なりにやってきたなと思ってます。夢を追いかけるのがプロレスラーだと思ってますし、それを見せるのがプロレスラーだと思っているので、これからもノアの清宮海斗としてやっていこうと思ってます」と決意を新たにしていた。

 今大会は、地上波で2月19日午前1時50分から放送される(関東ローカル)。

 ◆2・9後楽園全成績

 ▼第1試合

〇斉藤レイ、斉藤ジュン(8分44秒、ダイビングボディプレス→体固め)サクソン・ハックスリー●、ティモシー・サッチャー

 ▼第2試合 6人タッグマッチ

〇潮崎豪、モハメドヨネ、小峠篤司(15分09秒、豪腕ラリアット→片エビ固め)丸藤正道、杉浦貴、大和田侑●

 ▼第3試合 6人タッグマッチ

〇青柳優馬、青柳亮生、ライジングHAYATO(21分46秒、後方回転エビ固め)宮原健斗、本田竜輝●、田村男児

 ▼メインイベント

〇清宮海斗(18分34秒、シャイニングウイザード→片エビ固め)安齊勇馬●

格闘技

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