ワリエワ、21年12月から4年間の資格停止 出場した大会の結果は全てはく奪…北京五輪のドーピング問題がついに決着 

スポーツ報知
2022年2月の北京五輪でのカミラ・ワリエワの演技

 スポーツ仲裁裁判所(CAS)は29日、2022年北京五輪期間中に発覚したフィギュアスケート女子でドーピング問題が発覚したカミラ・ワリエワ(ロシア)について、2021年12月25日から4年間の資格停止処分と、同日以降に出場した全ての競技成績、結果は全て失格処分を科すと発表した。

 世界反ドーピング機関(WADA)はワリエワの4年間の資格停止処分を求めてスポーツ仲裁裁判所(CAS)に提訴していた。ワリエワは北京五輪の当時15歳で問題は複雑化。決着まで約2年の月日がかかった。

 日本は同五輪の団体で3位に入るも、優勝したROC(ロシア・オリンピック委員会)のワリエワにドーピング問題が発覚。授与式は中止され、いまだにメダルを手にしていない。順位の繰り上げについて、CASは「北京五輪を含み、関係団体によって検討される」とした。

 ワリエワは五輪当時、金メダル大本命として注目を集めたが団体戦後、21年12月に採取された検体から禁止薬物の陽性反応が出た。一時選手資格を停止されたが、ロシア反ドーピング機関(RUSADA)に異議を申し立て処分は解除。国際オリンピック委員会(IOC)と世界反ドーピング機関(WADA)はスポーツ仲裁裁判所(CAS)へ提訴。個人戦への出場は認められた。しかし、本番はSP首位からフリーでまさかのミスを連発。フリーは自己ベストから40点以上低い141・93点、合計224・09点で表彰台を逃していた。

スポーツ

×