女子マラソン日本記録達成27歳「記録はまだまだ出る」 次なる目標はパリ五輪での「アレのアレ」 

スポーツ報知
一夜明け会見で笑顔を見せる前田穂南(カメラ・岩田 大補)

 大阪国際女子マラソンで日本新記録となる2時間18分59秒をマークした前田穂南(27)=天満屋=が一夜明けた29日、大阪市内のホテルで記者会見し、「今までより、ものすごい達成感がある」と手応えを口にした。19年ぶりに野口みずきの日本記録(2時間19分12秒)を更新し、パリ五輪に大きく前進。「自信になった」と胸を張った。

 21年の東京五輪代表が決まってから「記録への挑戦にこだわるようになった」と日本記録を意識。五輪は33位に終わり、スピード強化のために厚底シューズに履き替えた。「靴を脱いで走りたいくらい合わなかった」と故障を繰り返し、走って慣らす日々が続いた。「足の指でかいて走る動作がなくなった」とフォームが安定。「記録はまだまだ出る。挑戦したい」と自己ベスト更新へ視界は良好だ。

 「目標を掲げることで重圧があった」と日本一の阪神のように「日本新記録」を「アレ」と表現。そのアレを達成し「海外選手と戦うにはスピードの差を縮めないといけない。(パリの目標も)『アレ』で」と笑った。3月10日の名古屋ウィメンズで前田を超えるタイムが出なければ、パリ五輪代表が確定する。「もう待つだけ。ゆっくりしたい」と前田。2大会連続日本代表となり「アレのアレ」を達成する。(森脇 瑠香)

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