箱根駅伝優勝の青学大3区・太田蒼生が体調不良で別大マラソン欠場 回復すれば大阪マラソンで初挑戦へ

スポーツ報知
第100回箱根駅伝3区で区間賞を獲得した青学大の太田蒼生

 別府大分毎日マラソン(2月4日)の大会事務局は15日、第100回箱根駅伝(2、3日)の3区で区間賞を獲得して青学大の2年ぶり7度目の優勝に貢献した太田蒼生(3年)が体調不良のため欠場することを発表した。青学大の原晋監督(56)は「昨日(14日)から発熱し、練習を中断しています。準備期間が足りなくなるため、残念ですが、別府大分毎日マラソンは欠場させていただきます」と説明。その上で、体調が回復し、順調に練習を積むことができれば、別府大分マラソンの3週間後の大阪マラソン(2月25日)にスライドし、初の42・195キロに挑戦する可能性を示した。

 太田は、箱根駅伝の3区で駒大の佐藤圭汰(2年)と歴史的ハイレベルな戦い制し、優勝を大きく引き寄せた。下り基調(標高差約45メートル)とはいえ21・4キロの3区をハーフマラソン(21・0975キロ)の日本記録(1時間、小椋裕介)より速いタイム(59分47秒)で走破した。未知数の潜在能力を持つ逸材の初マラソンについて原監督は「体調が回復した後、練習を積めて、大阪に間に合えばいいですが、無理はさせられません。あくまで体調次第です」と慎重に話した。

 太田が万全の体調で臨めば、初の42・195キロで箱根駅伝以上の衝撃的な走りを見せる可能性はある。青学大先輩の横田俊吾(JR東日本)が持つ2時間7分47秒の日本学生記録、あるいは、西山和弥(トヨタ自動車)が持つ初マラソン日本最高記録(2時間6分45秒)の更新も期待される。

 ◆太田 蒼生(おおた・あおい)2002年8月26日、福岡・篠栗町生まれ。21歳。篠栗北中から名門の大牟田高に入学。3年連続で全国高校駅伝に出場し、1年6区10位(チーム31位)、2年4区6位(チーム18位)、3年1区10位(チーム8位)。2021年、青学大コミュニティ人間科学部に入学。箱根駅伝では1年3区2位(チーム優勝)、2年4区2位(チーム3位)、3年3区区間賞(チーム優勝)。自己ベスト記録は5000メートル13分53秒10、1万メートル28分20秒63。176センチ、58キロ。

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