“山の妖精”こと山本唯翔、箱根から世界へ「マラソンで表彰台に上れるように」 城西大学内報告会に出席

スポーツ報知
第100回箱根駅伝で過去最高3位に貢献し、学内報告会であいさつした「山の妖精」こと山本唯翔

 第100回箱根駅伝(2、3日)で過去最高の3位に入った城西大の出場メンバーとスタッフが11日、埼玉・坂戸市のキャンパスで学内報告会を行った。

 “山の妖精”こと山本唯翔(4年)は、5区を1時間9分14秒で走破し、2年連続区間新記録で貢献。大会最優秀選手賞の「金栗四三杯」も手にした。「今井(正人)さんの記録に届かず“(山の)神”にはなれなかったけど、妖精と名付けてもらって良い経験ができた。全員で勝ち取った3位だった」。卒業後は、実業団のスバルに進む。「五輪に出場して、マラソンで表彰台に上れるように頑張りたい」と、箱根から世界へ羽ばたく決意を込めた。

 総合3位は、節目の100回大会に向け、櫛部静二監督が掲げてきた目標。「半信半疑だったと思うが、時間をかけてやった結果、出せたのかなと思う。目標設定の大切さを改めて感じる1年になった」と実感を込めた。今大会の3位躍進で、2025年の第101回大会は、優勝候補の一角として期待も高まる。指揮官は「できる限りのことをして頂上を目指してやっていきたい。今はまだ具体的な目標は述べられないが、達成できるかできないか、ギリギリのとこを見定めて学生達と向かっていきたい」と前を向いていた。

 各区間の選手コメントは以下の通り。

 ▽1区・野村颯斗(4年)「総合3位を獲得でき、2年連続のシードを達成できてうれしい。応援が心強く感じた。まだ伸びしろのあるチームなので、来年さらに力を発揮してくれると思う」

 ▽2区・斎藤将也(2年)「1年間、3位という目標で日々練習した結果、箱根で達成できてうれしい気持ちでいっぱい。注目されるチームなので、優勝を目指せるなら目指して頑張りたい」

 ▽3区・V・キムタイ(2年)=所用で欠席。

 ▽4区・山中秀真(4年)「1年前から掲げた総合3位以内をチーム全員で目指して走ったことで、この3位につながったと思う。目標を口に出すのは勇気がいったけど、全員が諦めなかったことがつながった」

 ▽5区・山本唯翔(4年)「総合3位の結果を振り返っても、1年間目標に向かって全力で取り組んだおかげ。走った10人だけでなく、全員で勝ち取った3位。皆のことをたたえてほしい」

 ▽6区・久保出雄太(3年)「箱根出場の夢がかない、うれしく思います。目標を持てば、諦めずに努力すればかなうということを証明できた。来年の2025年箱根駅伝では区間賞をとります」

 ▽7区・林晃耀(3年)「3位をとることができて、目標に向かってやり続けて、かなったということで、努力をし続ける大切さを感じられた。僕自身成長できたと思う」

 ▽8区・小田伊織(1年)「唯一、1年生で走らせてもらった。来年は自分の力で走れるように頑張りたい。“かわいい”で応援してください」

 ▽9区・平林樹(3年)「(3位の目標を)最初からできると思っていたのは、櫛部監督1人だったと思うんですけど(笑い)。どんな時も監督は、3位とれないんじゃないか、という雰囲気は出さず、学生だから1年間で変われる、とずっと言ってきて。監督が信じ続けてくれたおかげで、信じてついていくことができた」

 ▽10区・中田侑希(4年)「最後は(4位・東洋大と)20秒まで詰められた。今までなら逆転されていたけど、総合力で3位を勝ち取れたのは大きな自信になった」

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