箱根駅伝優勝の青学大が報告会 4区区間賞の佐藤一世「青学大に入って良かった」

スポーツ報知
第100回箱根駅伝で優勝した青学大は報告会で多くの学生に祝福された

 第100回箱根駅伝(2、3日)で往復路を制し、総合新記録の完全優勝で2年ぶり7度目の栄冠に輝いた青学大が11日、東京・渋谷区青山キャンパスのガウチャー記念礼拝堂前で優勝報告会を開催した。「負けてたまるか!大作戦」を大成功させた原晋監督(56)は昼休みに集まった多くの学生、付属の高校生、教職員らに「応援ありがとうございました」と感謝した。

 昨年12月14日、全く同じ場所で壮行会を開催。原監督はあいさつの最後に「皆さんもご唱和ください。負けてたまるか!」と雄たけびをあげていた。その4週間後の報告会。原監督は、普段より低めのテンションで「箱根駅伝前日に北陸で大きな地震がありました。このまま箱根駅伝を開催することがいいことなのか、みんな悩みました。当たり前が当たり前でないことを改めて知りました」と、あいさつした。

 4区区間賞の佐藤一世(4年)は「青学大に入って良かった、と改めて思っています」としみじみと話した。8区登録ながら当日変更で出番なしとなった田中悠登(3年)は「アンカーの宇田川瞬矢(2年)をゴールで出迎えた時、誇らしかったです。でも、走った10人以外はやっぱり悔しい気持ちを持っています。来年に向けて、また、頑張っていきます。応援をよろしくお願いします」とあいさつすると、会場から大きな拍手が沸き起こった。

 4年生の選手、マネジャー計17人に「優勝記念ハワイ卒業旅行」をプレゼントを公言するなど、原監督の派手な言動が目立つが、その裏で、第101回箱根駅伝(来年1月2、3日)に向けて、地道にスタートを切っている。

 第100回箱根駅伝が終わった2日後の5日早朝。星が瞬く寒空の下、青学大の選手たちは午前6時前に東京・町田市の選手寮近くの公園に集合。「青トレ」呼ばれる体幹トレーニングを約30分行った後、原監督が「まだ暗いから、足元に気をつけていこう」と一言だけ声をかけると、選手は走り出した。箱根駅伝を走った10人の選手は疲労を考慮して各自が判断して軽く走る一方で、優勝メンバー以外の選手は約15キロを1キロ4分を切るペースで入り、最後は1キロ3分ペースまで上がった。

 レースが終わった1週間後の10日には相模原市のキャンパス内陸上競技場とクロスカントリーコースで本格的な練習を再開した。

 この日の朝練習も午前6時から通常通り行われた。この日の町田市の日の出は午前6時52分。まだ、暗い中、青学大の選手は交通安全のための反射材のタスキをかけて黙々と走り続けていた。来年1月2日、3日に箱根路でフレッシュグリーンのタスキをかけて走るために。

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