文音、3度目年女の決意「昇り龍になりたい。辰の女は強いですから」女優デビュー16年「常に挑戦」

「しっかり、きっちり、丁寧に3作品演じたい」と語った文音(カメラ・小泉 洋樹)
「しっかり、きっちり、丁寧に3作品演じたい」と語った文音(カメラ・小泉 洋樹)

 女優の文音(35)が、11日開幕の舞台「Go back to Goon Docks」(東京・EX THEATER ROPPONGI)で7年ぶりに殺陣に挑む。新年は2日から始動。3度目の年女を迎え、「昇り龍になりたい」と気合十分だ。「新人の気持ちを忘れず、常に挑戦する姿勢を大事にしたい」と原点回帰を誓った。(加茂 伸太郎)

 チャレンジャー精神を胸に、文音は3度目の年女を迎えた。「構えることなく。新人の気持ちを忘れず、常に挑戦する姿勢を大事にしたい。それが実になると信じて、前向きに取り組んでいます。とにかく“昇り龍”になりたい。辰の女は強いですから!」と力を込めた。

 「Go back―」は、西田大輔氏が主宰するエンターテインメント集団・DisGOONie(ディスグーニー)の最新公演。「十三夜」「桜の森の満開の下」「チックジョ~」の3作品(21日まで5公演ずつ全15公演)が上演される。全作品に出演する文音は、「桜の森―」で17年の舞台以来の殺陣に挑戦。男社会の中で武士として育ち、聖徳太子をモチーフとした青年・ウマヤドを守る女性・キサラギを演じる。

 稽古は昨年12月に始まり、正月休み返上で2日から再開した。「殺陣は前回が初めてで、それ以来。稽古場では全然手が入らないので、体で覚えるしかないですね」。日本初のアクション女優として知られる元女優・志穂美悦子さん(68)を母に持つだけに「自主練が大事なのでしっかりと反復練習して、困った時は師匠(志穂美さん)の教えを請いに行こうと思います」と話した。

 昨年はApple TV+の映画「テトリス」(タロン・エガートン主演)に出演し、念願の海外作品デビュー。その影響で、SNSの公式アカウントには海外のフォロワーが増加した。「初めての出来事でうれしいです。タロンと芝居ができたのは貴重な財産。日本の仕事もしっかりとやって、海外のオーディションにも積極的にチャレンジしたい。またチャンスをつかみたい」と前を向いた。

 女優デビューから16年を迎えた。「母親役が増えたり、演じる役柄も変わってくる。うまくシフトチェンジしていきたいけど、私は私。『これは文音じゃなきゃできない』『これは文音がやってよかった』と言われるような役者になりたいし、それがテーマ。今は目の前にあることをしっかりとやって、丁寧に生きていきたい」。唯一無二の表現者を目指し、歩みを進めていく。

 ◆文音(あやね)1988年3月17日、東京都生まれ。35歳。明治学院大学国際学部国際学科卒。2008年、映画「三本木農業高校、馬術部」で報知映画賞新人賞など受賞。10年「結婚狂想曲」で初舞台。12年から2年間、米国の演劇学校に留学。2月16日公開の「劇場版 マーダー☆ミステリー 探偵・斑目瑞男の事件簿 鬼灯村伝説 呪いの血」に出演する。父親はシンガー・ソングライターの長渕剛。

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