第100回箱根駅伝を制した青学大が第101回大会に向けて初練習 原晋監督「練習は地味にやっていきます」

スポーツ報知
周囲が暗い間に第101回大会に向けた初練習を行った青学大の選手ら(カメラ ・岡野 将大)

 第100回箱根駅伝(2、3日)で往復路を制し、総合新記録の完全優勝で2年ぶり7度目の栄冠に輝いた青学大が激闘から2日後の5日、第101回箱根駅伝に向けて初練習を行った。

 星が瞬く寒空の下、4年生を含めた青学大の選手たちは午前6時前に東京・町田市の選手寮近くの公園に集合。「青トレ」と呼ばれる体幹トレーニングを約30分行った後、原晋監督(56)が「まだ暗いから、足元に気をつけていこう」と一言だけ声をかけると、選手は走り出した。箱根駅伝を走った10人の選手は疲労を考慮して各自が判断して軽く走る一方で、優勝メンバー以外の選手は約15キロを1キロ4分を切るペースで入り、最後は1キロ3分ペースまで上がった。

 青学大の選手寮で部員が飲酒できるのは1年に1度。勝っても負けても箱根駅伝復路の1月3日夜だけだ。今年も3日の夜は、20歳になった2年生以上の選手は食堂で慣れないビールを飲みながら、第100回箱根駅伝優勝と、その栄光に至るまでの苦難の道のりを語り合った。原監督は「私は午後11時くらいに寝ましたけど、奥さん(美穂さん)と何人かの選手は徹夜で楽しんだようです」と明かした。

 ただ、その楽しい夜も3日だけ。4日の日中は、優勝メンバー10人、志貴勇斗主将(4年)、赤坂匠主務(4年)は日本テレビの情報番組「ZIP!」(月~金曜・午前5時50分)と「DayDay.」(月~金曜・午前9時)に出演するなど楽しく忙しい時間を過ごしたが、4日の夜は普段通りに午後10時までに消灯。5日は午前5時頃に起床し、午前5時30分には集合場所の公園に向かって走り出した。

 4年生の選手、マネジャー計17人に優勝記念ハワイ卒業旅行(3泊5日)をプレゼントするなど派手な言動が目立つ原監督は「普段の練習は、このように地味にやっているんですよ。これからも地道にやっていきます」と、気温1度の寒さの中、選手の走りを見守りながら、静かに話した。

 この日の町田市の日の出は午前6時52分。まだ、暗い中、青学大の選手は交通安全のための反射材のタスキをかけて黙々と走り続けていた。新春の晴れ舞台で、フレッシュグリーンのタスキをかけて走るために。

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