【箱根駅伝】4位・東洋大、岸本遼太郎3大駅伝初出走で10区区間賞も3位届かず「力不足」…19年連続シード

スポーツ報知
4位でシード権を確保した東洋大10区の岸本(中=カメラ・泉 貫太

◇第100回東京箱根間往復大学駅伝競走復路 (3日、神奈川・箱根町芦ノ湖スタート~東京・千代田区大手町読売新聞社前ゴール=5区間109・6キロ)

 強い鉄紺が箱根に戻ってきた。東洋大のアンカーの岸本遼太郎(2年)は城西大の背中を必死に追いかけて前を追い、4位でゴール。目標の3位には届かなかったが3大駅伝初出走で1時間8分51秒の区間賞。「うれしいけど、最後に3位に上がれなかったのは自分の力不足」と納得はしていなかった。

 どうしても勇気を届けたかった。例年、チームは能登半島で合宿を行っているが、お世話になっている地域で元日に能登半島地震が起きた。酒井俊幸監督(47)は、余震が続く状況を心配しながら「まずは自分たちが出場すること。よいパフォーマンスを届けることだろうと考えていた」。出雲8位、全日本14位と振るわなかったが、箱根ではその思いが「1秒を削り出す」力に。9区の吉田周(3年)が区間2位に入るなど、最後まで攻める姿勢を貫いた。

 チームとしては06年から続くシード権を継続中では最長の「19年」に伸ばした。「最大目標ではないけれど、監督を続ける限りはずっとシードを続けていきたい」と酒井監督は力を込めた。チームとしても乗り越えた試練。王座に返り咲くため、成長を続ける。(三浦 翔)

スポーツ

×