【箱根駅伝】11位・東海大、9区終了時の4秒差守れず…10区・ロホマン「途中から体動かなくなった」区間20位

スポーツ報知
ゴールする東海大10区のロホマン。総合11位となりシード権を逃した(カメラ・越川 亘)

◇第100回東京箱根間往復大学駅伝競走復路 (3日、神奈川・箱根町芦ノ湖スタート~東京・千代田区大手町読売新聞社前ゴール=5区間109・6キロ)

 シード権争いでは19年大会Vの東海大が昨年15位からの復権を狙ったが11位に終わり、3年連続でシード獲得を逃した。

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 あと一歩のところで苦汁を味わった。つかみかけた3年ぶりのシード権。11位と4秒差の10位でタスキを受けた東海大のアンカー、ロホマン・シュモン(2年)が、一斉スタートの影響で見かけの着順で順位が把握できない難しい戦いの中、懸命に腕を振った。しかし、「途中から体が動かなくなった」と区間20位に終わり、大東大を振り切れなかった。同タイムの国士舘大には、区間順位の上位者で上回り11位となったが、両角速(もろずみ・はやし)監督(57)は「非常に悔しい結果。シードに入らないといけないという焦りがあったと思う」と表情を曇らせた。

 頼みのエースが振るわなかった。16位からスタートした6区・梶谷優斗(3年)が快走し、一気に11位まで躍り出た。だが、絶対的エース・石原翔太郎(4年)が7区で区間15位と大失速。故障の影響で本来の走りが鳴りを潜め「こういう結果になるのは自分でも想定していた。仕方がない」と悔しさを押し殺した。往路でも期待の2年生・花岡寿哉が結果を残せず、主力の不振が結果に出てしまった。

 落ち込むことばかりではない。主力陣が苦しむ中、新戦力が台頭。8区の南坂柚汰は1年生ながら区間7位。「1、2年生のうちに箱根を経験をできたのは大きい。3年、4年と、この舞台に戻ってきて区間賞を取れるように」と巻き返しを誓った。

 再び予選会からのスタートとなるが、このまま終わるわけにはいかない。指揮官は「やれることはやってくれたと思う。しっかり立て直して次につなげていきたい」と悔しさを来年度に生かす決意を口にした。19年の優勝から早5年。もう一度“湘南の暴れん坊”の異名を箱根路でとどろかすため、より一層、厳しい鍛錬を積んでいく。(松下 大樹)

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