【箱根駅伝】大東大9年ぶりシード権獲得 10区で4秒差逆転「伝統が帰ってきた」

スポーツ報知
区間7位の激走でゴールする大東大10区・佐々木真人(右、左は神奈川大の酒井健成=カメラ・佐々木 清勝)

◇第100回東京箱根間往復大学駅伝競走復路 (3日、神奈川・箱根町芦ノ湖スタート~東京・千代田区大手町読売新聞社前ゴール=5区間109・6キロ)

 復路8位スタートの大東大が9年ぶりにシード権を獲得した。10位の東海大と4秒差で突入した最終10区で、佐々木真人(3年)が区間7位の激走をみせ、両手を広げて笑顔でゴール。2022年4月に就任した真名子圭(まなこ・きよし)監督は「どうなることやらと頭が真っ白になったが、感謝したい。山の大東という言葉を出してもらったが、シード権獲得とともに伝統が帰ってきた思う」と安どの表情を浮かべた。

 “山の大東”らしく、6区の佐竹勇樹(4年)は区間4位の58分24秒と好走し、続く7区の小田恭平(3年)も区間6位でチーム順位を7位に押し上げた。ところが、タスキを受けた真名子監督の仙台育英時代の教え子、P・ワンジル(3年)が8区で区間最下位と大失速し、シード圏外の11位に転落。復路一斉スタートの影響で見た目の順位と実際の順位が分かりにくい状況で、10位東海大と9秒の差がついた。

 9区大谷章紘(3年)は区間9位の走りで、東海大との差を4秒に詰めて最終10区に突入。逆転のシード権獲得を託された佐々木は、神奈川大の酒井健成(2年)と並走しながら、見えないシードへの秒差を追った。鶴見中継所から5・9キロ地点の蒲田で差は1秒に縮まり、13・3キロ地点の新八ツ山橋で逆転し、26秒のリードを作った。前を走る、ペースの上がらない東海大のR・シュモン(2年)の姿は最後まで見えなかったが、最終的に1分10秒差をつけて大手町のゴールに飛び込んだ。

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