【箱根駅伝】神奈川大・大後栄治監督が勇退…97、98年箱根連覇 名物指導者 後任は中野剛コーチ

スポーツ報知
神奈川大・大後栄治監督

◇第100回東京箱根間往復大学駅伝競走往路  (2日、東京・千代田区大手町読売新聞社前スタート~神奈川・箱根町芦ノ湖ゴール=5区間107・5キロ)

 神奈川大を箱根駅伝2勝、全日本大学駅伝3勝に導いた神奈川大の大後栄治監督(59)が第100回箱根駅伝を最後に勇退することが2日、分かった。後任は大後監督の教え子で神奈川大OBの中野剛コーチ(50)。部員には昨年12月のミーティングで伝えられたという。

 大後監督は1989年に日体大大学院を卒業後、神奈川大のコーチに就任。以来、35年にわたってチームを指導してきた。92年、神奈川大を18年ぶりの箱根駅伝復活出場に導き、強豪校に育て上げた。初優勝の期待がかけられた96年大会は4区で途中棄権という苦杯をなめたが、その翌年、予選会から勝ち上がり、初優勝を果たした。さらには98年大会も連覇。96、97年の全日本大学駅伝も連覇し、一時代を築いた。

 マラソン日本記録(2時間4分56秒)保持者の鈴木健吾(28)=富士通=ら好選手も育成。その鈴木らOBは2日の往路で「大後栄治」と大きく記した横断幕を掲げ、恩師を応援し、改めて感謝の気持ちを伝えた。

 神奈川大は往路で22位と大苦戦したが、このまま終わるわけにはいかない。勇退を知らされている神奈川大と、大学駅伝界の名物指導者のひとりの大後監督は復路で意地を見せるつもりだ。

 ◆大後 栄治(だいご・えいじ)1964年11月21日、川崎市生まれ。59歳。日体荏原高から日体大。腰痛などの影響もあり、1年生秋にマネジャーに転身。主務として全日本大学駅伝優勝に貢献した。日体大大学院卒業後の89年に神奈川大コーチに就任。97年、監督に昇格。箱根駅伝優勝2回(97、98年)、全日本大学駅伝優勝3回(96、97、2017年)。02年から人間科学部教授。

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