【箱根駅伝】学生陸上界のエース・三浦龍司「箱根は楽しかったというより苦しかった」大会前に故障もラストは区間10位

スポーツ報知
鶴見中継所でタスキを渡す順大1区・三浦龍司

◇第100回東京箱根間往復大学駅伝競走往路 (2日、東京・千代田区大手町読売新聞社前スタート~神奈川・箱根町芦ノ湖ゴール=5区間107・5キロ)

 学生陸上界のエース、順大・三浦龍司(4年)の箱根駅伝が幕を閉じた。3000メートル障害で21年東京五輪、昨年8月の世界陸上でともに入賞した実力者のラストランは1区で1時間1分38秒の区間10位。「目標タイムだったりってところは大幅に良かったので、そういったところ良かった。難所だなと思っていた六郷橋はうまく対応して、そこは粘れたのかなと思う」と自身最後の箱根を振り返った。

 実は今大会前、右足首を負傷し、11月下旬から12月中旬の約3週間、「練習できてなかった期間があった」と長門監督。この日はハイペースでレースが進む中、三浦はしっかりシード圏内でタスキを渡した。エースの力走に指揮官は「頑張ってくれたなっていう、意地を見せてくれたなという感じがした」とねぎらった。

 三浦の大学4年間の箱根は、1年1区10位、2年2区11位、3年2区12位、ラストの4年は1区10位だった。箱根という舞台で、個人としての結果は残せなかったかもしれないが、「箱根で悔いが残ることは?」の質問にはきっぱり「ないです」と答えた。4年間を総括し、「長かったなと思いますし、いろいろと箱根でうまくいかなかったことの方が多かった。一つやり切ったなと思う」と受け止めた。また、「箱根は楽しかったか?」という問いには少し答えを考えながら、「楽しかったというよりは、苦しかったという思いが強い。でもその中で成長できた。箱根は(次への)大きな糧になる」と話した。

 卒業後は実業団チームの「スバル」に進む。24年パリ五輪に向けて「次は五輪ってところも目指して行く。五輪へしっかりとやっていきたいと思います」と決意を新たにした。

 一方、チームは10位で復路へ。三浦は主将として往路の戦いぶりに「順大の底力を見せれるような走りができたんじゃないかなと思っています」と胸を張り、3日に出番を控える仲間たちへ「勢いをつけることはできたと思います」と思いを託した。

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