【箱根駅伝】 王者・駒大を止めた青学大3区の太田蒼生が来月に別大で初マラソンに挑戦「2時間6分30秒を目指します」

スポーツ報知
3区、駒大・佐藤圭汰を引き離す青学大・太田蒼生(右)(カメラ・今成 良輔)

◇第100回東京箱根間往復大学駅伝競走往路 (2日、東京・千代田区大手町読売新聞社前スタート~神奈川・箱根町芦ノ湖ゴール=5区間107・5キロ)

 青学大が王者の駒大に堂々と競り勝ち、5時間18分14秒の新記録で、2年ぶり6度目の往路優勝を飾った。

 1区で荒巻朋熙(2年)が積極果敢な姿勢で首位の駒大と35秒差の9位と踏ん張ると、花の2区で黒田朝日(2年)が7人をゴボウ抜きして2位に浮上。2区で歴代4位、日本人歴代2位の1時間6分7秒の好記録で区間賞を獲得し、首位の駒大に22秒差まで迫った。3区で太田蒼生(3年)が日本人選手で初めて1時間の壁を突破する59分47秒の激走で駒大のスピードランナー佐藤圭汰(2年)を大逆転して首位浮上。前回の箱根駅伝4区から学生3大駅伝で23区間連続で首位を走り続けていた絶対王者の駒大をついに止めた。

 往路優勝の立役者となった太田は下り基調とはいえ、21・4キロの3区をハーフマラソン(21・0975キロ)の日本記録1時間より速いタイムで走破した。前半の10キロ通過は驚異の27分30秒だったが「まだ、余裕はありました」と涼しい顔で話した。「太田は強かった!」と原晋監督(56)も絶賛した。

 ロードで抜群の強さを発揮する太田は別府大分毎日マラソン(2月4日)でマラソンに初挑戦することを表明。「2時間6分30秒を目指します」と日本歴代8位に相当する高い目標を明かした。昨年の同大会で青学大の先輩の横田俊吾(現JR東日本)がマークした2時間7分47秒の日本学生記録、昨年の大阪で西山和弥(トヨタ自動車)がつくった2時間6分45秒の初マラソン日本記録の更新を目指す。

 未知数の潜在能力を持つ太田蒼生は、自身を持って、初の42・195キロに挑む。

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