【箱根駅伝】福井・越前市出身の国学院大エース平林清澄が2区力走「区間賞を取ってエールを送りたかった」

スポーツ報知
力走する国学院大2区・平林清澄(カメラ・堺 恒志)

◇第100回東京箱根間往復大学駅伝競走往路 (2日、東京・千代田区大手町読売新聞社前スタート~神奈川・箱根町芦ノ湖ゴール=5区間107・5キロ)

 国学院大のエース平林清澄(3年)が各校のエースが集う「花の2区」(23・1キロ)で1時間6分26秒の好記録で区間3位と力走した。1区の伊地知賢造主将(4年)は前半、積極的に先頭集団でレースで進めながら終盤に苦戦。17位でタスキを受けた平林は序盤からハイペースでレースを進め、8人をゴボウ抜きして9位まで挽回した。

 大会前日の1日午後4時10分頃、石川県能登地方を震源とする最大震度7を観測する強い地震が発生。国学院大の関係者によると、福井・越前市出身の平林は一時、家族と電話がつながらずに動揺したという。その後、家族と連絡が取れ、家族の無事を確認できた。正月早々に地震に見舞われた故郷に元気を届けるために、初優勝を目指すチームのために平林は激走した。

 「実家は無事でした。同じ北陸地方として自分の走り、区間賞を取ってエールを送りたいという部分がありました。負けてしまいましたけど、それでも、自分の走りがテレビに映って北陸の人に諦めず元気を与えられるような走りができたらな、と思っていたので、そこに関してはひとつできたのかなと思います」と静かに話した。

 100回目の伝統の継走は、多くの人々の様々な思いと共にレースが進んでいる。

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