【高校野球】仙台一が1950年夏以来の甲子園に前進…センバツ21世紀枠候補に選出

スポーツ報知
仙台一は部員全員がグラウンドで素振り

 来春のセンバツ高校野球(3月18日開幕、甲子園)の21世紀枠候補校が8日に発表され、東北地区は仙台一(宮城)が選出された。1892年創立の伝統ある県内有数の進学校が、1950年夏以来となる甲子園出場の吉報を待つ。出場32校を決める選考委員会は来年1月26日に開かれる。

 聖地に一歩近づいた。東北6県の推薦校の中から、仙台一が21世紀枠の地区候補校に選出。千葉厚監督は「東北の代表に選んでいただいたことに感謝したい。先輩たちが築き上げてくれたものがつながったと思う」、小川郁夢主将(2年)は練習前のミーティングで「選ばれなかった高校の気持ちも背負ってやっていこう」とチームを引き締めた。

 平日の練習は午後4時半からの約2時間。「(練習する)数が多くなるようにパートに分かれて具体的に練習していく」(千葉監督)と全体練習はほぼなく、内外野に分かれてノックや振り込みなどをこなす。ホワイトボードに書かれたスケジュールは10~15分刻みと細かい。「最初は大変でした」と笑う小川主将だが、「時間内で絶対に課題を潰そうと、より集中してやれる」。限られた時間で最大限の効果を生もうと、チーム全体で取り組んできた。

 来月26日の発表に向けて、指揮官は「選ばれたとき、それに値するようなチームになっているように準備していくしかない」ときっぱり。74年ぶりとなる聖地行きの連絡が届くことを信じて、集中して練習を積んでいく。(有吉 広紀)

  ◇21世紀枠は来年大会から2枠に 08年から昨年まで3校が選ばれていた21世紀枠だが、来年3月の大会から2枠に変更される。これまでは全国9地区の候補校を東日本と西日本に分けてそれぞれ1校を、残った高校から最後の1校を選んでいたが、今回は全9地区の候補校を地域分けせずに2校を選出する。

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