【高校野球】北海の2選手が中大合格…投打二刀流挑戦の熊谷陽輝&元巨人の父の背中負う堀田晄大

スポーツ報知
中大に合格した北海・熊谷陽輝(右)と堀田晄大

 中大のスポーツ推薦入試の合格者が8日に発表され、硬式野球では今夏の甲子園で16強入りした北海・熊谷陽輝投手と堀田晄大外野手が合格。投げては最速146キロ、打っては高校通算33本塁打の熊谷は二刀流に挑戦する。

 北海・熊谷は投打二刀流で戦国東都に挑む。春秋合わせて4度の全国制覇を誇る中大に合格し「有名な選手がそろっているリーグで自分の実力がどこまで通用するか楽しみ。1年生から試合に出られるように頑張りたい」と意気込んだ。

 高校卒業後のプロ入りを目指して、北海の門を叩いた。21年夏には1年生ながら甲子園を経験するなど順調にプロへの階段を上がってきたが、高校ラストシーズンを迎える直前の3月に右肘を負傷。オフに十分な投げ込みをできなかった影響もあり、投手としては万全の状態で春、夏を過ごすことができなかった。

 平川敦監督(52)や両親とも相談し、夏の地区予選前に大学進学を決断。「何のために野球をしているのか分からない」時期もあった。それでも「今のままだったら良くて育成だったと思う。プロになるのが4年間遅れたという気持ちになれた」と切り替え、今夏は地区予選を含めて6本の本塁打を放つなど夏の甲子園16強入りに貢献した。

 10月の鹿児島国体終了後すぐに右肘のクリーニング手術を受けた。現在はリハビリ中で、キャッチボールはすでに再開している。同大の清水達也監督(59)からは投打ともに高い評価を受けており、大学でも投手、野手の練習を続けていく予定。早ければ右肘が完治する1年秋のリーグ戦で二刀流デビューする可能性もありそうだ。

 大学日本一の先に目指すのは、27年ドラフト会議での指名。熊谷は「4年後に(投打)どっち(で勝負する)か見極めたい。ドラフト1位でプロにいく」と力強く言い切った。(島山 知房)

 ◆熊谷 陽輝(くまがい・はるき)2005年10月21日、新十津川町出身。新十津川小1年時に新十津川ホワイトベアーズで野球を始める。新十津川中では空知滝川シニアでプレーした。北海高では1年春からベンチ入りし。1、3年夏の甲子園に出場した。183センチ、94キロ。右投右打。家族は両親。

 堀田は、巨人で10シーズンプレーした偉大な父・一郎氏(49)の背中を追って中大に進学する。「北海に入るときも中央大に入りたいという思いがあった。それが実現できてうれしい」と頬を緩めた。

 神奈川県出身だが、親元を離れて父の母校である北海に入学した。投手から外野手に転向し、今夏の甲子園は背番号18でベンチ入り。3年間でレギュラーの座をつかむことはできなかったが、長打力を武器に名門校で2年春からメンバー入りし、鹿児島国体1回戦の神村学園戦では逆転打を放った。

 父は大学で肉体改造に成功して花が開き、プロへの扉を開いた。現在77キロの堀田は「高校の時は自分よりも細かったと父が言っていた。自分も大学で体づくりをもう一回やって、自分を見つめ直して野球に取り組みたい」と気を引き締めていた。

  ◆堀田 晄大(ほりた・こうだい)2005年4月26日、神奈川県出身。はるひ野小2年時に若葉台フレンズで野球を始める。はるひ野中では稲城シニアでプレー。北海高では2年春に初めてベンチ入りした。181センチ、77キロ。右投右打。家族は両親、姉。

野球

×