【高校野球】部員18人の和歌山・田辺が21世紀枠候補初選出 近畿地区 文武両道 智弁和歌山など撃破

スポーツ報知
センバツ出場を目指す山本結翔主将(前列中央)、山本陣世(その左)ら田辺ナイン(カメラ・谷口 健二)

 日本高野連は8日、来春の第96回センバツ高校野球(3月18日開幕・甲子園)の21世紀枠候補9校を発表した。

 同候補に初選出された近畿地区の田辺(和歌山)は部員18人で、76年ぶり3度目のセンバツ出場を視界にとらえた。過去2度は田辺中時代の戦後1947、48年の連続出場。ともに1勝している。最近では95年夏に初出場したが初戦敗退。「3番・三塁」の山本結翔主将(2年)は「センバツに出られたら、田辺高校の甲子園1勝を挙げたい」と意気込む。

 学校創立は1896年(明治29年)、野球部創部は98年(同31年)。毎年現役で100人程度が国公立大に現役合格する進学校だ。部員らも練習後に塾通いや自宅学習で文武両道に励む。

 時間の制約がある中、野球部OBで英語教諭の田中格監督(51)のもと、連日約4時間の練習のうち、約3時間を打撃に充てる。今秋の県大会は、準々決勝で市和歌山を8回コールドの9―2、準決勝は4番・山本陣世遊撃手(2年)の逆転満弾で智弁和歌山を5―2と破るなど、“県2強”相手にジャイアントキリングを連発して準V。山本結は「自信になった。守りから流れを作り、一気に攻めたい」と聖地での躍進を見すえ、吉報を待つ。

 従来より1校減った21世紀枠の2校など、出場全32校は来年1月26日の選考委員会で決定する。

野球

×