大谷翔平、去就決断「あと数日」米記者断言 WMほぼ終了も市場動けず早期決着願う声相次ぐ

スポーツ報知
大谷翔平

 エンゼルスからFAとなっている大谷翔平投手(29)が、近日中にも自身の去就の決断を下すと6日(日本時間7日)、現地メディアが報じた。当初は期間中に結論が出るとみられていたテネシー州ナッシュビルでのウィンターミーティング(WM)も大部分が終了。FA市場の目玉である大谷の移籍先決定が遅れていることに伴って市場の動きが鈍化し、球団幹部や代理人からは早期決着を願う声が相次いだ。

 大谷の決断の時が近づいてきた。MLBネットワークのジョン・モロシ記者は、番組の中で「多くの人を取材したところ、彼が決断を下すまであと数日だと思う。間もなくだ」と断言。「X」には「今週中には決断を下す」と投稿した。

 前日の5日(同6日)には各球団の幹部が口を閉ざす中、ドジャースのロバーツ監督が大谷と交渉をしていた事実を公表した。複数の現地メディアによると、ドジャースタジアムで交渉したのは1日と判明。同日は球場内のスタジアムツアーを休止し、グッズショップも閉店する厳戒態勢だったという。

 大谷は1日のド軍に続き、2日にはジャイアンツとサンフランシスコで、4日にはブルージェイズとフロリダ州で面談。争奪戦は沈黙を続けるエンゼルスを含めた4球団に絞られた。5日にカウンセル監督が対面していないことを明らかにしたカブスは後退したとみられる一方、エ軍残留の可能性を報じるメディアも出てきている。

 6日でWMの大部分の日程は終了。多くの監督やGMらが帰路に就いた。期間中に決定するという見通しが外れたことで、周囲からは早期決着を待ち望む声も続出。今永の代理人を務めるオクタゴン社の長谷川嘉宣氏は「大谷選手は大きな選手なので、そこに集中せざるを得ないチームもある。決まらないと、動きが読めない」と分析し、多くの大物を顧客に抱えるボラス氏も「彼のような選手はFA市場に大きな影響を与える」と実感を込めた。例年、大物から順に移籍先が決まる傾向がある中、最大の目玉である大谷の動向が決まらず市場の動きが停滞。大谷側が秘密裏に交渉を進めていることも手伝い、動きの少ないWMとなった。

 昨オフのWM中にはジャッジがヤンキースとの再契約に合意。同日には吉田のRソックス入団が決まるなど一気に市場が動いた。だからこそ、2888室ある巨大リゾートホテルで行われたWM中では、日米を含む多くのメディア、各球団幹部、代理人など多くの人々が二刀流の動向に注目していた。ドジャースか、残留か、はたまたブルージェイズか。山本、今永を含むFA市場全体への影響からも、大谷の決断はそう遠くなさそうだ。

 Rソックス・ブレスロー野球最高責任者「理想を言えば、先発投手との契約を済ませて(WMの)会場を去りたかった。あらゆる手を尽くしたが、若干がっかりした気持ちでいるチームは、我々だけではないだろう。この後、早い段階で市場が動き出すことを願うが、それは我々がコントロールできる部分ではない」

 ◆最近のWMでの大型契約 2019年はWM時に、同年世界一となったナショナルズからS・ストラスバーグ投手とA・レンドン内野手、アストロズのG・コール投手が総額で2億ドルから3億ドル超の大型契約を締結。20年は新型コロナ蔓延(まんえん)で、21年は労使紛争のロックアウトで中止となった。3年ぶりとなった昨年はジャッジ以外にもドジャースのT・ターナー遊撃手、RソックスのX・ボガーツ遊撃手に加え、メッツのJ・デグロム投手らが年平均3000万ドル前後で5年以上の大型契約を結んだ。

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