日大がアメフト部員に謝罪、初説明会2時間超…沢田康広副学長、中村敏英監督ら参加、林真理子理事長は欠席か

スポーツ報知
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 日大は6日、違法薬物事件が起きたアメリカンフットボール部の部員を対象にした説明会を東京都内の大学本部で開催した。2時間以上にわたって非公開で行われ、日大の競技スポーツ運営委員会で廃部の方針が決まった経緯や判断理由を伝えた。

 日大によると、会場には部員61人が集まり、中村敏英監督も参加した。大学側は酒井健夫学長や事件対応に当たった沢田康広副学長、益子俊志スポーツ科学部長らが出席。一方、林真理子理事長は出席していないとみられる。

 廃部の方針が示されてから部員への初の説明会となり、大学側は開催が遅くなったことなどを謝罪。益子氏は「断腸の思い。俺も(ラグビーを)やってたから分かる」などと号泣する場面もあった。また、今月末で辞任する沢田氏がアメフト部の今後に関する検討の経緯を説明した。部員からの意見を受けつけ、保護者もオンラインで聞いた。終了後、部員のひとりは「広報に聞いてください」と語るなど、内容に関しては一様に口を閉ざした。

 廃部方針は競技スポーツ運営委員会の決定後、中村監督が部員や保護者に通達。日大は文部科学省に提出した改善計画に明記したが、理事会では今後も議論が必要として継続審議となっている。一部の部員は方針撤回の要望書を大学側に提出した。

 日大は、アメフト部の薬物事件により、部員3人が逮捕、1人が書類送検され、現在も警視庁の捜査は続いている。林氏は減俸50%(6か月)となり、酒井氏は来年3月、沢田氏は今月末に辞任することが決まっている。

 1日の理事会で部の存続が協議されたが、結論は出なかった。林氏は4日の会見で「継続審議」とし、最終的な決定を出す時期は「できるだけ早いうちに。まだ決まっていません」と話していた。

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