大阪城の非公開櫓 ふるさと納税「10万円」で見られる 閉館後の天守閣で「貴重な夜景も」

スポーツ報知
ふるさと納税の返礼品としてツアーで見学できる大阪城

 大阪市がふるさと納税の返礼品として、大阪城で通常非公開の櫓(やぐら)に入れるツアーを期間限定で新設した。今月31日までに10万円以上寄付した人が対象。閉館後、城のシンボルともいえる天守閣を貸し切って学芸員の案内付きで見学できるツアーもある。いずれも先着順で、10組20人まで。来年3月ごろの実施を予定している。

 返礼品となる「大阪城天守閣学芸員のガイド付き天守閣観覧ツアー」の魅力は、閉館後の天守閣に入れること。天守閣は一般公開されているが、繁忙期でも夜になる前の午後6時に閉館してしまう。豊臣秀吉気分で天守閣から夜空や夜の大阪を臨めるチャンスは今回しかない。同市担当者は「天守閣からの夜景はとても貴重なもの」と推す。

 「乾櫓(いぬいやぐら)ツアー」も返礼品として用意された。櫓は見張りや防御が目的の建造物。大阪城では特別公開される場所もある一方、江戸時代から残る乾櫓は非公開となっている。今回は学芸員のガイド付きで楽しめる。

 さらに、100万円以上の寄付をした場合、非公開となっている重要文化財の一番櫓、六番櫓、金蔵(きんぞう)に入ることが可能に。大阪城の館長自らが案内役となる。5組10人限定というレア返礼品だ。

 いずれも秀吉時代に造られた石垣の発掘・公開が目的のふるさと納税「太閤なにわの夢募金」が対象。寄付後にツアーを申し込む必要がある。担当者は「特別公開でも入れない場所なので、ぜひこの機会に見学してほしい」と話している。

 大阪市内のふるさと納税返礼品には他にも、阪堺電気鉄道上町線の天王寺駅前停留所通路上に設置予定の芳名板に名前を5年間掲示される権利(3万円)や、冷凍たこ焼きセット(1万円)などがある。

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