日大アメフト部違法薬物事件巡る会見、具体的な方針は示されず物足りなさ残る

スポーツ報知
会見する日大の林真理子理事長(カメラ・頓所美代子)

 日大アメリカンフットボール部を巡る違法薬物事件で、日大の林真理子理事長(69)が4日、日大本部で記者会見した。林氏は、自身の辞任に関しては「いろんなご意見があるが、改革の途中」とし、理事長を続投する考えを示した。また注目が集まるアメフト部の存廃については「継続審議していくことになる」と述べた。

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 部員の逮捕を受けた8月の会見では、林氏は「私がお飾りの理事長であるという報道がなされているが、残念」と発言するなど、マスコミに対して不快感をあらわにする場面が何度かあった。しかし118日ぶりの会見となったこの日は、世間の批判を受け止め「至らなさを反省している」と素直に謝罪した。強気な態度は影を潜めていたが、自らの辞任に関する質問には、「改革途中」「公正な判断」など続投への強い意思が感じられた。

 また違法薬物に関わっていない部員への対応や、寮生活における監督体制の強化など、肝心の課題解決について何ら具体的な方針を示さなかった。文科省に提出した改善計画が今回の会見のベースだったとはいえ、物足りなさの残る2時間45分だった。

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