神宮大会4強・富士大の中岡大河投手がJR西日本へ…社会人で腕磨きプロ目指す

スポーツ報知
明治神宮大会でベンチ入りし、シートノックで補助役を務めた富士大・中岡

 6月の全日本大学野球選手権、11月の明治神宮大会でともに全国4強入りを果たした富士大(岩手)。中岡大河投手(4年=広島商)は選手権で主戦を務めるも、けがの影響で神宮大会は“裏方”でチームを支えた。プロ志望届を提出も10月のドラフト会議では指名漏れ。様々な経験をした4年間を糧に、社会人で腕を磨く。

 どんな状態でもチームのために動いた。選手権では3試合に投げて貢献したが、秋季リーグ戦後に右肘じん帯に亀裂が入る大けがが判明。スタッフ陣と相談し、「長期的に考えてまたけがをすることが良くない」とその後の登板を断念した。神宮大会はベンチ入りもシートノック時の補助などサポート役に徹し、「自分たち4年生がいないなかで頑張ってくれた」と後輩たちへ声をかけ続けた。

 プロ志望届提出もドラフト指名はなく、卒業後は地元・広島が本拠のJR西日本でプレーする。「まだまだ体が細い。体ができてないとまたけがをする」と、右肘の痛みが引いてからはほぼ毎日ウェートトレに取り組み、体力強化に努めている。4年間を振り返り「同級生と切磋琢磨(せっさたくま)し合った。周りの人への感謝が大きいです」。富士大で感じたことを忘れず、2年後のプロ入りを目指してさらに成長していく。(有吉 広紀)

 ◆中岡 大河(なかおか・たいが)2001年12月9日生まれ、広島・広島市生まれ。21歳。小3で野球を始め、可部中では広島ライジングズに所属。広島商では3年夏に甲子園出場。富士大ではリーグ戦通算12勝。177センチ、72キロ。右投右打。

野球

×