冨安健洋の先制点アシストでアーセナル首位堅持!2-1勝利に貢献も後半34分に交代 左足ふくらはぎの故障もしくは疲労?

スポーツ報知
先制アシストで勝利に貢献したアーセナルのDF冨安健洋(右、ロイター)

◆イングランド・プレミアリーグ第14節 アーセナル2-1ウルバーハンプトン(12月2日・ロンドン=エミレーツ・スタジアム)

 12月2日、英国ではプレミアリーグの第14節が5試合行われ、日本代表DF冨安健洋(25)が所属するアーセナルはホームでウルバーハンプトンと対戦。冨安は11月29日に行われたランスとの欧州CL戦から4-3-3の右SBとして中2日で先発。2アシストを決めて前半だけで5-0とした前戦に続き、アルテタ監督は後半の頭から冨安とホワイトを交代させて日本代表DFを温存し、この首位固めのリーグ戦でもファースト・チョイスとした。

 前半6分、冨安がアーセナルの見事な連携に加わり先制点をアシストした。右サイドからサカがPA内のジェズスにスルーパスを出す。これをブラジル代表FWが相手DFを背負いながら16ヤードボックスの手前に張り出していた冨安に右足のアウトサイドでボールを送ると、25歳日本代表DFがPA内に走り込んできたサカの足元へショートのスルーパスをダイレクトで放った。このボールをもらったイングランド代表FWがワンタッチで相手DFを交わすと、鋭く右足を振ってアーセナルがキックオフ6分後に早くも先制。3日前の欧州CL戦でも2アシストを記録していた冨安がまたもアシストして、攻撃面でも2試合連続でチームの勝利に貢献する形になった。

 しかし、試合後のアルテタ監督は「まず冨安は守備だ。素晴らしいもので頼りになる」と語ると、「攻撃面ではまだまだ進歩できる。学ぼうとする意識が高く、さらにもう一つ上のレベルに到達することができる選手だ」と続けて、冨安はまだ成長過程にある選手と指摘。今後もアーセナルのレギュラーを務めることで、攻守の両面でチームに貢献する世界最高峰のDFに化ける可能性を示唆した。

 アーセナルはこの先制点の7分後、前半13分にも左サイドからジンチェンコ、ジェズス、ジンチェンコと繋いで、最後はウクライナ代表主将が放った折り返しクロスをゴール正面で受けた主将ウーデゴールが豪快に左足を振り抜いて2点目を奪取。早くも勝利を確定させた。

 冨安はこの後も右サイドではつらつプレーを展開。ボールタッチも非常に多く、強いアーセナルの中でもしっかり存在感を示した。ところが後半34分、冨安が突然ピッチ上に座り込んだ。押さえ込んでいたのは左足のふくらはぎ。アルテタ監督はすぐさま控えのホワイトを送り出す。冨安は自分の足で歩いてベンチに引き上げたが、過密日程の中、不安が残る交代となった。

 冨安の進歩に関しては饒舌だったアルテタ監督だが、「ふくらはぎの怪我か?」と交代理由に関して聞かれると、「分からない。違和感があったようだが」と歯切れの悪い回答。また故障ではなく「疲労かも知れない」と話すと「とにかくリスクを負いたくないからすぐに交代させた」と続けて、大事を取っての交代だったことを強調した。確かに、この2戦で3アシストを奪ったキレキレの右SBの戦線離脱は痛い。故障かもしくは疲労か。それは中2日で行われるルートンとのアウェイ戦で明らかになるはずだ。

 アーセナルは冨安がベンチに下がった後、後半41分にウルバーハンプトンのマーカス・クーニャがゴールを奪って1点差に詰め寄られたが、しっかり試合をコントロールして2-1で逃げ切り。勝ち点を『33』に伸ばして第14節の首位をガッチリとキープした。

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