【高校野球】どこでも「ありがとうございました」花巻東・佐々木麟太郎、変わらなかった丁寧な態度…取材後記

スポーツ報知
NPBではなく、米国大学への進学を選択した佐々木麟太郎は花巻東高校から世界を目指して旅立ちの時を待つ(カメラ・泉 貫太)

 歴代最多となる高校通算140本塁打をマークした花巻東(岩手)の佐々木麟太郎内野手(18)が1日、インタビューに応じた。プロ注目のスラッガーは今秋、プロ志望届を提出せずに米国への留学を決断した。その背景や、将来への思いなどを明かした。

 【取材後記】

 人懐っこい笑顔が好きだった。麟太郎を初めて取材したのは1年春。2年春から、花巻東の担当記者として全ての公式戦を取材した。取材を終える度に「ありがとうございました」と頭を下げる姿が印象的だった。

 最後の夏の甲子園は準々決勝敗退。その後、進路を注目される状況になっても、丁寧な態度は変わらなかった。9月上旬、秋季岩手県大会の花巻地区予選。スタンドには、後輩を応援する麟太郎の姿があった。私を見かけると「今までありがとうございました」などと、あいさつしに来てくれた。

 11月に佐々木洋監督の取材で同校を訪れた時のこと。球場内の一室には、脇目も振らずに勉強する麟太郎の姿があった。聞けば週に3~4日は英会話を勉強中だという。今年初めて、麟太郎が私に気づかなかったその一瞬。さみしいようで、どこかうれしかった。(東北支局・高橋 宏磁)

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