遠藤航、2得点の起点に!出足の速さでインターセプト「これがリバプールのサッカー」…欧州EL16強入り

スポーツ報知
攻守に躍動した遠藤航(ロイター)

◆欧州リーグ 1次リーグ第5節 リバプール4-0LASK(11月30日、リバプール=アンフィールド)

 欧州リーグ(EL)の1次リーグ第5節が各地で行われ、日本代表主将MF遠藤航(30)が所属するリバプール(イングランド)はホームでLASK(オーストリア)と対戦。遠藤はこの試合4-3-3中盤中央で先発。2点目の起点となって90分フル出場を果たし、4-0勝利に貢献。リバプールはこの勝利でE組の首位通過を果たし、ベスト16の決勝トーナメント進出を決めた。

 前半12分、ゴメスのクロスにゴール前に飛び込んだディアスが頭を合わせて先制。その3分後、遠藤の”速い寄せ”で奪ったボールが2点目の起点となった。

 「それはリバプールに来て意識しているところ」と遠藤。鋭い出足で相手の縦パスを奪うと、右サイドを走ったエジプト代表FWサラーにすかさずスルーパス。そこからサラーが最前線にボールを出す。このチャンスではディアスとガクポがシュートを打てず、決定機を失ったかに見えた。しかし右サイドを駆け上がったサラーにもう一度ボールが渡り、エジプト代表FWのクロスをガクポが至近距離から右足で押し込んでリバプールが2点目をあっさりと奪った。

 一瞬にして守備から攻撃に変えたインターセプトについて遠藤は「(前所属・ドイツ1部)シュツットガルトならあそこまで高いポジションを取っていない。あそこにいたからできたプレー」と語ると、「これがリバプールのサッカー。これがこのチームの6番として自分に求められていて、それがいい形で出たプレーだと思います」続け、鋭く速いカウンタープレスを基盤とするリバプールで揉まれ、高い位置で新たに”攻撃的ボランチ”として生まれ変わったことに胸を張った。

 さらに後半6分、ペナルティーエリア(PA)内に侵入したガクポの足元に飛び込んだGKがオランダ代表を倒してPK。エースのサラーが落ち着いて決めてリバプールが3-0とした。

 遠藤は終始優勢のチームで的確なプレーを連発。後半7分にはサラーにピンポイントのサイドチェンジパスを送り、同15分にはガクポに縦スルーを足元に送った。

 またヘディングのタッチも絶妙で、味方の足元へずばり。ボールに絡むことも多く、中盤中央で終始存在感を示した試合となった。

 さらには後半アディショナルタイムの2分目、遠藤がハーフライン手前から放ったスルーパスに、イングランド代表DFアレクサンダー・アーノルドが飛びつき、リバプールがカウンター。アーノルドがそのままPAラインぎりぎりまでドリブルで運ぶと、左サイドのガクポにスルーパス。24歳オランダ代表FWがこのチャンスに右足を振り抜き、2点目に続いて遠藤が起点となった決定機をものにして4点目をゲット。リバプールの大勝を確定させた。

 遠藤は試合後、この4点目で絡んだアーノルドについて「そんなに話をするわけではないんですが」と前置きしながらも、「ピッチ上にいると感覚が似ているような気がします。ボールのつけるタイミング、ポジションの取り方、そういうところがやりやすい。今日の彼は途中出場でしたが、お互いを見ながらパス交換ができていたと思います」と語って、生え抜きの天才型SBとの連携の楽しさを語ると、8月の電撃移籍からの3か月間で、リバプールという強豪クラブの中でしっかりと居場所を築いていることを印象付けた。

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