高校日本代表監督に日大三前監督・小倉全由氏が就任へ 2度の全国制覇 甲子園通算37勝の名将

スポーツ報知
小倉全由氏

 侍ジャパン高校日本代表の新監督として、日大三の前監督・小倉全由氏(66)が最有力候補に挙がっていることが30日、分かった。今年9月に台湾で行われた第31回U18ワールドカップで初の世界一に導いた馬淵史郎監督(68)=明徳義塾監督=の後任として、タクトを振るう。

 小倉氏は母校・日大三の監督として甲子園で01年夏優勝、11年夏優勝と2度の全国制覇を成し遂げるなど、確かな実績を誇る。前任校の関東第一を含め甲子園通算37勝。定年となる3月限りで勇退するまで、愛情あふれる指導で多くの野球人を育成してきた。

 今夏の甲子園中継では解説を務め、日本高野連が若手指導者育成を目的とした「甲子園塾」では講師として指導を行うなど、高校野球への情熱は不変のままだ。

 高校日本代表は9月のU18ワールドカップ決勝で完全アウェーの中、大阪桐蔭の左腕・前田悠伍投手が台湾を7回1失点完投で初優勝に導き、日本野球の底力を示した。この大会をもって2020年から高校日本代表を率いた“馬淵ジャパン”の首脳陣は任期満了となり、後任が注目されていた。

 小倉氏は花巻東・大谷翔平らが参加した12年の第25回18U世界野球選手権でも監督を務めるなど、国際舞台での経験も十分。百戦錬磨の名将に若侍の指揮は託される。

 ◆小倉 全由(おぐら・まさよし)1957年4月10日、千葉・一宮町生まれ。66歳。日大三では副主将も控え二塁手で甲子園出場なし。日大時代は、故・小枝守監督の下で母校でコーチを務める。80年12月から関東第一コーチ、81年4月に同校監督就任。85年夏に甲子園初出場で8強、87年春は準V。一時退任し、92年12月に復帰。97年4月から日大三監督に就任し、甲子園で2001年夏優勝、10年春準V、11年夏優勝(通算37勝20敗)。元中日監督の森繁和氏ははとこ。

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