2020年夏にコロナ禍で甲子園出場の夢絶たれた球児ら聖地で躍動 当時の高3中心の大会「あの夏を取り戻せ」開幕

スポーツ報知
選手がグラウンドに集合してセレモニーが行われた(カメラ・豊田 秀一)

 2020年夏にコロナ禍で全国高校野球選手権大会が中止となり、甲子園出場の夢を絶たれた当時の高校3年生が中心の大会「あの夏を取り戻せ~全国元高校球児野球大会2020―2023~」が29日、兵庫・西宮市内の甲子園球場で開幕した。

 20年夏の代替大会で優勝した高校を中心に全国49チームが参加。元高校球児たちは午前、各チーム5分間ずつのシートノックで聖地を踏みしめ、甲子園歴史館を見学するなどした。同年センバツも出場を決めながら大会中止となっている天理(奈良)のOB、田中輝希さん(佛教大3年)はノックを受け終え「当時はやる気を失った時期もあったけど、きょう時間を取り戻せた気がしました」と笑顔を見せた。

 午後からは、甲子園球場で入場行進した後、特別試合として、佐久長聖(長野)―松山聖陵(愛媛)、関大北陽(大阪)―倉吉東(鳥取)の2試合を予定。30日と12月1日には、兵庫県内の5球場(姫路ウインク、明石トーカロ、三木総合、高砂、尼崎ベイコム)で、各チームが交流戦に臨む。

 今大会は学生や若者だけで運営。6月7日から12月1日まで資金調達のためクラウドファンディングを実施中で、目標金額を7000万円と設定している。

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