浦和、中国選手のラフプレーで高橋が脳しんとう交代も…今季限り引退のカンテ弾で勝利 ACL連覇消滅危機を救う

スポーツ報知
前半37分、浦和・アレクサンダー ショルツが先制のPKを決める(カメラ・佐々木 清勝)

◇アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)◇1次リーグJ組第5戦 浦和2―1武漢(29日・埼玉スタジアム)

 前回王者の浦和はホームで武漢(中国)を2―1で下し、3試合ぶり白星を飾った。

 前半34分にFWリンセンが獲得したPKをDFショルツが決めて先制した。だが、同40分頃にDF大畑歩夢が自ら負傷をベンチに伝えて交代。直後の44分、中盤ルーズボールをヘディングしようとしたMF高橋利樹が、球際で相手選手の腕が顔面に強く当たり、ピッチに倒れ込んだ。高橋は全く動くことができず。脳しんとうの疑いのため、担架で運ばれてピッチを後にした。

 後半23分、相手左サイドのロングパスを受けた武漢MFダヴィドソンにドリブルでDFショルツ、ホイブラーテンが立て続けにかわされ、同点ゴールを許した。

 同25分には、今季限りで現役引退を27日に発表したFWカンテと同じく退団を発表したMFシャルク、タイ代表MFエカニットの3人を投入。ホームで引き分けムードが漂った45分、カンテが左足ボレーシュートをゴール右隅に突き刺し、土壇場で勝ち越しに成功した。

 前節まで1次リーグ2連敗した浦和はすでに首位突破が消滅。決勝トーナメントに進出できる各組2位の上位3チームを目指す中、引き分ければ敗退が決まる可能性があった危機的状況をカンテが救った。

 今季限りで退任するスコルジャ監督がベンチ入り停止処分を受け、ジャナス・コーチが監督代行を務めた一戦。今季最後のホーム公式戦を白星で飾った。

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