【巨人】門脇誠、球団新人野手最高の269%増 年俸840万円→長野級の3100万円サイン

スポーツ報知
契約更改を終え、新たに着用する背番号5のボードを手に笑顔を見せる門脇(カメラ・宮崎 亮太)

 巨人・門脇誠内野手(22)が29日、東京・大手町の球団事務所で契約更改交渉に臨み、2260万円アップの3100万円でサインした(金額は推定)。269%増は新人野手では歴代1位の上昇率。大幅昇給も約30万円の下半身の疲労回復グッズ購入を明言するなど、らしさ全開だった。

 ルーキーとして輝かしい姿を見せた一年。それにふさわしく、門脇の年俸も大きく変化した。「身が引き締まりますし、来年もそれ以上の成績を残していこうと思いました」。初の契約更改交渉後、キリっとした表情で言葉を紡いだ。

 2260万円増の3100万円。1年目オフでのアップ率269%は球団の野手で歴代1位。野手の2年目での3000万円到達は、球団で11年の長野以来13年ぶりとなった。阿部監督からは来季、遊撃のレギュラーと明言されており、背番号も「35」から「5」に昇格。多くの期待をかけられている。

 今季、チームの新人で唯一の1年間1軍フル帯同。守備では抜群の安定感を示し、後半戦は打率3割2分を記録。126試合に出場し打率2割6分3厘、3本塁打、21打点だった。主に打撃面で「苦しいことが多かったんですけど自分なりに考えて、聞いて、結果にできたので来季につながる一年になりました」。来季目指すのは「打率3割」、「出塁率4割」、「チーム最多四球」、「ゴールデン・グラブ賞」。そのためにも自己投資を惜しまない。

 増額分で購入予定なのは、空気圧を利用する下半身のケアグッズ。「後半戦、すごく守備の面でけっこう脚(に疲労)がきているなという感覚があった」と、9月からは知人に借りて使っていた。値段は30万円前後というが「大学の時から野球につながることは全てやりたいと思ってやってきたので。その結果、お金が自分にかけられるので」と意識の高さがにじんだ。

 オフの自主トレの目的も明確だ。「一番はやっぱり体を強くすることと打撃。この2つ。単打だけじゃなくて、長打もある程度打てるようにしていきたいな。トレーニングがメインで打撃につなげる」。大幅アップも通過点。2年目はさらに頼もしい姿を示す。(田中 哲)

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