川崎、5発&無傷5連勝で決勝T日本勢一番乗り…パスサッカーこだわらず昨季1次L敗退のリベンジ

スポーツ報知
後半5分、チーム2点目のゴールを決めて喜ぶ川崎・レアンドロダミアン(左)とマルシーニョ、登里(カメラ・関口 俊明)

◆サッカー ACL1次リーグ  第5節(28日)

 I組の川崎はJDT(マレーシア)に5―0で勝利し、無傷の5連勝で日本勢一番乗りで決勝トーナメント(T)進出を決めた。前半8分のMF家長昭博(37)の先制点から、後半は4得点を奪うゴールラッシュで21年大会以来、6度目の1次リーグ(L)突破を果たした。G組の横浜Mは敵地で仁川(韓国)に1―2で敗れた。

 圧巻のゴールショーで、川崎が強さを証明した。前半8分に右からのグラウンダークロスを家長が左足で押し込み先制すると、後半も右サイドから3得点を奪い、最後は右サイドバックの山根が中央に進出して、左足で鮮やかなミドルシュート。今季のホーム最終戦で決勝T進出を決め、鬼木達監督(49)は「選手が素晴らしいものを残してくれた」とたたえた。

 昨季は日本勢4クラブで唯一の1次L敗退。集中開催地・マレーシアの会場の芝が荒れ、持ち前のパスワークが機能しなかったが、自分たちのやり方にこだわり続けたことが裏目に出た。迎えた今季はロングボールを多用する場面も見られるなど、なりふり構わず勝ちにいく姿勢を出して敵地(マレーシア、タイ)で2戦2勝。数日間の遠征ながら専属シェフを帯同させ、栄養バランスの整った日本食を提供するなどクラブのバックアップも実った。

 ここ7年で4度J1制覇も、ACLは過去9度で8強が最高成績だ。今季リーグ戦は最終節を残して9位と苦しむが、10月以降は公式戦無敗と復調。天皇杯も決勝(12月9日)に進出している。山根は「本当にチャンス。今のメンバーだからこそ、ACLでタフに戦える」と意気込む。

 指揮官も「ここからが一番難しいところ。短い期間になるが、選手とチームを成長させたい」と強調。ACL決勝T(24年2~5月)を勝ち上がり、今度こそ悲願のアジア制覇を果たす。

(後藤 亮太)

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