【大学野球】神奈川大学野球連盟・佐々木正雄理事長が著書「強育論」の印税40万円を世界少年野球推進財団に寄付

スポーツ報知
神奈川大学野球連盟理事長の佐々木正雄さん

 神奈川大学野球連盟の佐々木正雄理事長(75)が自身の人生や教育、野球、家族について書いた著書「強育論」(竹書房)の印税から40万円を、ソフトバンク・王貞治会長が理事長を務める世界少年野球推進財団に寄付した。

 横浜商大の監督を34年間にわたって務め、体当たりで選手たちと深い絆を築いてきた。今でもリーグ戦の運営では陣頭指揮を執り、裏方やマネジャーの学生にも気軽に声をかけ、奮闘をねぎらう。義理人情に厚く、人と人との信頼関係を大切にする姿は全く変わらない。

 13日には横浜市内で王会長や横浜港ハーバーリゾート協会の藤木幸夫会長、元巨人監督の原辰徳氏、DeNAの三浦大輔監督、侍ジャパン高校日本代表の馬淵史郎監督=明徳義塾監督=、元日本ハム投手の斎藤佑樹氏ら多くの球界関係者が参加する中、出版記念感謝の食事会を開催した。

 王会長は壇上からスピーチ。「最初から最後まで、自分に照らし合わせて読ませていただいた。『逃げない、ぶれない、隠れない、ウソをつかない』と書かれていたが、そんなことを堂々と書けるのは佐々木さんぐらい。佐々木さんを必要とする人たちのために、今まで以上に指導をしていただきたい」と話すと、会場は万雷の拍手に包まれた。佐々木理事長は万感の表情を浮かべ、深々と頭を下げた。

 野球界へ恩返しの思いをさらに強くしたという佐々木理事長。「さりげなく、子供たちのためになれたら」。今後も野球界の未来へ、全力で汗をかいていく。

 ◆佐々木 正雄(ささき・まさお)1948年9月17日、横浜市生まれ。横浜一商(現・横浜商大高)3年の夏、神奈川県大会を制し、甲子園8強。日大3年からは日大明誠(山梨)の野球部監督。卒業後、80年から横浜商大硬式野球部を指導。85年から監督。神奈川大学リーグ2部だったチームを1部に昇格させ、90年春にはリーグ戦初優勝。計6度(春4度、秋2度)のリーグ優勝に導く。08年1月から3年間、全日本大学野球連盟監督会会長、大学日本代表チームの団長、コーチを歴任。東京オリンピック・パラリンピックでは、横浜開催専門委員を務めた。

野球

×