武居由樹が東洋太平洋Sバンタム級王座返上 「今後はバンタム級でいく覚悟」

スポーツ報知
八重樫東トレーナー(右)相手にミット打ちをする武居由樹(カメラ・谷口 隆俊)

◆プロボクシング ▽WBA、WBC、IBF、WBO世界スーパーバンタム級(55・3キロ以下)王座統一戦12回戦 WBC&WBO王者・井上尚弥―WBA&IBF王者マーロン・タパレス▽スーパーバンタム級(契約体重54・5キロ以下)8回戦 武居由樹―マリオ・ディアス(12月26日、東京・有明アリーナ)

 大橋ジムは28日、武居由樹(大橋)が同日付で保持する東洋太平洋スーパーバンタム級(55・3キロ以下)王座を返上したと発表した。

 元K―1世界王者の武居はプロボクシングに転向し、2021年3月のデビュー戦でいきなり初回TKO勝ち。5戦目の22年8月には東洋太平洋王者ペテ・アポリナル(フィリピン)に5回TKO勝ちして王座奪取に成功した。同年12月には初防衛に成功している。

 武居は現在、12月26日に行われるWBC&WBO世界スーパーバンタム級統一王者・井上尚弥(大橋)―WBA&IBF王者マーロン・タパレス(フィリピン)の4団体王座統一戦のアンダーカードで行われるマリオ・ディアス(メキシコ)戦に向けて練習中。この日、武居は元世界3階級制覇王者の八重樫東トレーナーの指導のもと、約3時間の練習をこなした。

 練習前半にはIBF世界スーパーライト級(63・5キロ以下)8位の平岡アンディ、アマ10冠で日本ライト級(61・2キロ以下)7位・今永虎雅、アマ8冠の中垣龍汰郎とともにフィジカルトレーニングを実施。休む間もなくミット打ちなどジムワークをこなした。

 プロ転向から7戦7KO勝ちの武居は、スーパーバンタム級でWBC9位、IBF10位、WBO15位、バンタム級でWBA10位と4団体すべての世界ランクに名を連ねる27歳。大橋ジムでは井上尚弥がスーパーバンタム級で4団体王座統一を目指している。弟の井上拓真がWBA世界バンタム級王者で、尚弥が昨年統一した4団体のベルトは分散している。世界を狙うためにバンタム級に落とすことを選択した武居はスポーツ報知の取材に「今後はバンタム級でいく覚悟です。前回の試合(7月のバルドナド=フィリピン=戦、3回TKO勝ち)はバンタム級でいけるかの確認でした。今回の試合は来年に向けて絶対に落とせない試合。今、一つ一つ課題をクリアするよう取り組んでいます」と決意を示した。

スポーツ

×